新市長への初の一般質問での壇上での質問です
16日午後3時35分再開の石巻市議会本会議で、私、今村としては初当選の亀山紘市長に対して初めての一般質問に立ちました。その演壇での発言内容です。質問のあと自席に戻って、一問一答で17問の質疑と言うが議論を行いました。合計1時間でした。ここではとりあえず、壇上での発言全文(8分間)です。
議長のお許しを得ましたので、一般質問いたします。今回私は、「市長のマニフェストの具体的取り組みについて」をテーマに、質問いたします。
選挙で用いられる「マニフェスト」は、実施時期や財源措置、あるいは実現への道筋まで明らかにされるものであって、かつての公への約束である公約と区別され、ましてはやってもやらなくてもいいという口約束の口約でもありません。ですから、掲げたマニフェストは美辞麗句と言うか、選挙民向けの広報であったり、実現不可能なものでは、その意味を成さないのであります。
これまでの選挙は、選挙の大小や種類を問わず、知名度や資金力、支援組織など既存権益を利用し選挙に臨む候補者や現職候補者によって、議員や首長が固定するという傾向があります。また、政策よりも政局に注目される傾向があり、それは議会制民主主義の根幹を揺るがすことと、憂いる一人であります。
そうした中、亀山市長はまったくの新人であり、大学教授とは言え知名度もそう高くなかったし、資金力はどうか分かりませんが、組織もないと言う状況で出馬を決意し、「チェンジ」あるいは「刷新」を旗印に、現職候補を大差で打ち破ったことは、私としては率直な気持ちとして、理想的な選挙での快挙であると認識しております。
勝因は幾つかあるでしょうが、勝利した亀山市長には、その時々の政局に一喜一憂せず、政策重視という観点から、待ったなしで首長の決断が求められている市政の現実を踏まえ、掲げたマニフェストを形あるものに、また実現性が見えるものにしていただくと言う、市民の期待があるわけですので、それに応えていただく意味にも、市長のマニフェストの具体的な取り組みをお聞きしたいと思います。
まず、一点目は、石巻市が既に策定の総合計画との整合性についてであります。マニフェストを基に市長は6月5日所信表明を行いましたが、その市長の思いを、平成19年度から28年度までの10年間を目標とした総合計画「食彩・感動 いしのまき」にどう活かしていくのか、それとも総合計画とは別立てなのか、総合計画を変更するのか。マニフェスト事業への予算措置での財源の手当てなども含め、基本的にどうように考えているかーまずお尋ねいたします。
次に、具体的な施策の取り組みについて7点お伺いいたします。その第一点目は、新市役所の建設についてであります。来年1月早々の移転が設計変更によって延びたことは大変残念であります。しかし、今となってみれば、せめてゴールデンウイーク明けには移転完了が行われるよう、十分監視していくしかないと思っていますが、改めてそのスケジュールを明確にお示し願いたいと思います。
また、さる5月25日の市議会臨時会以降、市民の声をどう把握して設計見直しに活かしてきたのか、さらに設計見直し部分も加え5900万円の増額になるようですが、実際にはどの程度の工事費になるのか、また発注の方法などはどう進んだのか、1階商業者との協議や理解への働きかけはさらに行っているのか、市民の利活用を活発化するための方策と、今後の働きかけ等について、お尋ねいたします。
次に、市長のマニフェストには「総合支所へ一定の予算配分をし、新しい住民自治システムを確立します」とありますが、それは赤丸印が付けられ緊急課題と位置づけられています。いつ、どのような検討を加えて実現しようとしているのか。住民自治をどう把握し、どの程度の予算配分で、どの程度の事業を任せようとしているのか、お尋ねいたします。
具体的施策の3点目は「石巻版グリーン・ニューディール政策」の推進についてであります。今回の石巻市長選では亀山さんの陣営は米国大統領選挙の石巻版のように「チェンジ」を掲げましたが、「グリーン・ニューディール」はオバマ大統領にあやかっての政策なのか、あるいは工学博士である亀山さんの得意分野での施策なのかどうかは分かりませんが、その政策の理念、現時点における具体的な手段、今後の展望と課題についてお尋ねいたします。またメガソーラー発電の施設や環境関連企業の誘致にはどのような手順で具体化しようとしているのか、お尋ねいたします。
具体的施策の4点目は石巻ブランドの高度化についてです。石巻地方には豊富な食材がありますが、ブランド化のターゲットを何に当てようとしているのか、また市長自身のトップセールスをどこでどう展開するのかなどその手法についてお尋ねいたします。
次に産学官で「ものづくりのまち・石巻」推進についてお伺いいたします。ものづくり石巻の技術力の現状把握と課題について、新技術の研究開発支援の具体性やそれを推進する組織の関係について、お尋ねいたします。
マニフェストでは「このまち大好き人間を育むまちづくり」として、6項目を掲げ、いずれも赤丸印ではない、いわば緊急性はないものですが、私としては興味をそそる施策ばかりで、大変期待をしております。今回はその中で、空き店舗を利用してのまちなか実験室の設置なども含めた中心市街地活性化への考え方、石巻専修大学のサテライトキャンパスの内容と実現性についてお尋ねいたします。
質問の最後は透明性の高い市政運営について、お尋ねいたします。具体的に広報広聴事業の見直しであれば、何をどのように。また、情報公開日本一への鍵を握るのは何かについて、お尋ねをし、壇上からの質問といたします。
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