新庁舎の移転改修の見直しは、可能なのですか?
石巻市の亀山紘新市長が30日初登庁し、記者会見で「新庁舎移転改修の見直し」について言及、「エスカレーターの存続」を明らかにしたーと地元の新聞は伝えていました。その新聞を見て、直感したことは「表現がおかしい」と言うことでした。
エスカレーターはちゃんと残っています。正式には1階から3階までは従来どおりですが、4階と5階部分のエスカレートをなくすと言う計画ですので、「存続」ではなく「復活」が正しい表記だと感じました。「存続」では「全部なくす」に対して待ったをかけたというイメージで、いかにも現設計は「デパートの良さを完全否定」しているような印象を、読者に与えている感じで嫌悪感を抱かざるを得ないのです。
亀山市長がなんと言ったかわかりませんが、記者は市議会総務企画委員会のやり取りをずっと、取材していますので、その経過を知っているはずです。4,5階部分の撤去で、その費用は2000万円から3000万円かかりますが、ランニングコスト(年間600万円の保守点検費用など)と、フロアの有効利用を考え、撤去を選択したと言う説明でした。それに納得しない議員もいましたが、まさか、こんな形で復活するとは、驚きです。新聞は何の論調もなく「早くも亀山色」と持ち上げるのは、いかがなものなのでしょうか。あの「反骨精神」は、土井さんだけに向けられたものなのかーと思うとき、背筋に冷たいものを感じました。
また、「最も難しい工事が不要になるなら、費用が安上がりになる。工事期間が早まり、むしろ移転も早まるのではないか」とも述べていたそうですが、移転時期を9月から12月に延びたことを悔やんでいる一人として、何とも解せない話しです。「そんな単純なことではないですよ」と会見席上でいう記者はいなかったのでしょうか。
私は、議員の立場で「何の話も聞いていない」とか「議会の積み上げてきた議論を無視している」などと言うのは、性に合いませんし、ましては「議会軽視」「説明不足」と言う言葉は嫌いです。ですが、納得いかない部分には、きちんと話させていただきます。
会見では入札延期も視野に入れていると言うことでした。先日、ある事業経営者と雑談した際に、「ゴールデンウイーク返上での作業らしい」と話していました。すぐに入札に備えての積算作業のことと分かりました。そんな折、延期したら、これまでの作業は水の泡? とも感じてしまいました。すべてが無駄にならなくとも、指名された業者にとっては「大変な骨折り損」にはなると、直感しました。石巻市との経済活動で生じた損害になった場合、新たな紛争の火種にならなければ…と案じるのは、果たして私だけでしょうか。
入札の延期は、少なくとも数ヶ月の発注の遅れにつながります。それは火を見るより明らかです。しかも、エスカレーターだけでなく、「市民が集える市民センター的な空間を庁舎一階に検討。図書館的機能を持たせることにも意欲的」とありました。それは、計画を白紙に戻すこととあまり変わりません。
新聞報道をストレートに読めば、新庁舎の在り方が市長選の争点のように映って、仕方がないのです。果たしてそうでしょうか。一部には「争点にすべき」と明言していましたが、私は積み上げてきた議論を大切にすべきで、問うべきものはないと言う立場を鮮明にしてきたつもりです。選挙後に、勝った勢いで既に言い尽くした案件を俎上に載せるということは、いかにも傲慢、多数与党の横暴に映って仕方がないのです。一方に組するようでは、私としてはしがらみのない市長として期待していた亀山さんらしくないーと思うのです。
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コメント
まったく同感です。市民は1日でも早く、あの老朽庁舎からさくら野さんに移転すべきと思っていますよ。これまでも「説明不足」などという言いがかりによってズルズルズルズルと移転時期を延ばされてきていることは、本当に残念でなりません。
カラーとかはどうでもいい話なので、一刻も早く新しい市役所を駅前にオープンさせてほしいと思います。
エスカレーターは必要なら残せばいいし、不要な階はランニングコストを考慮して潰せばいいし・・・ましてや、図書館とかの話は、その後(移転してから)でもいいんじゃないのかなぁ・・・と。
入札を先送りすることによる代償は、かなり大きいと私自身も思います。これをやってしまえば、移転時期はさらに伸び伸びになってしまうこと必至ですよね。
せっかくの「さくら野」さんの御好意を無碍にするような引き伸ばしは、一市民として恥ずかしさすら感じざるを得ません。
投稿: がんばれ今ちゃん | 2009年5月 2日 (土) 00時55分