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庁舎建設設計見直しで議論を展開

 臨時議会が開かれた25日は、長い一日でした。その第一幕は午前中の議会運営委員会。そこには、この日追加議案となる新庁舎建設見直しの設計委託費900万円を計上の一般会計補正予算が示されました。その議案が出たことで実は一週間前に議長に提出していた私を含めた2件の緊急質問が、「消滅」しました。

 議会運営委員会の途中、暫時休憩の中で議長に呼ばれた私ともう一人は「議案が出たのだが、質問をどうするか」と尋ねられました。私は、きっぱり断りました。「今回の庁舎見直し案は、唐突。きちんと時間をかけて議論すべき。緊急質問に加え、議案審議における質疑、さらに委員会付託においての質疑と、フル動員して集中して審議すべき」という理由からです。

 結果的に「消滅」と書きましたが、議会運営委員会で取り上げるかどうかの審査で私のフル動員した審議に対し、「議案が出た以上、緊急性は薄れた。議案審議の中でやるべき」が対立。4対4に分かれましたが、うやむやの中でこちらが折れました。議会運営委員会は合議制なので、いつまでも同じことを繰り返してはいけないと言う判断からでした。

緊急質問は最近の例では答弁を含めず一人15分間質問ができます。しかも一問一答。本会議での一般の質疑は3回までなので、質量とも緊急質問は大きいのですが、止むを得ませんでした。

 第二幕が開く前、「協働労働の協同組合法の速やかな制定を求める意見書提出方請願」の議長提出に向けた一部会派へのお願いに回ることもありました。また会派会議での議案審議の流れや方向性についての説明や議論など、午前中はあっという間に時間が過ぎるという慌しさでした。

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 第二幕は午後1時開会の本会議。淡々と流れて午後4時近くになってでしょうか、いよいよ新庁舎関係の予算の審議となりました。私は「入札の中止は唐突過ぎないか。また、いきなり、本日の臨時議会への新庁舎配置見直しに関する設計変更の補正予算の提出は、スピード感があって好ましい点もあるが、これまでの手続きを無視していないか。市長は5月8日の会は代表者会議への出席で、入札中止の説明をしたが、それで事足りると言う判断なのか。次に入札中止と決まった時点で、まさに瞬時において確実に庁舎移転の遅れが生じたわけだが、市長は遅れる認識をどう把握し、中止を決断したのか。同時に、建設費の増額に関して、あるいは1階商業スペースに入居し、営業活動しているテナントへの影響など考慮したのか」などを市長に質問しました。 

事務当局には「これまで、あらゆる局面で拙速あるいは説明不足を指摘されてきた中、今回の補正予算案提出までのプロセスに、問題はないとの認識か。市長にはどう説明したのか。また、今後も市長がこう決めたと言うことであれば、議会への説明を省略してでも、それに従うと言う考えなのか」とただしました。

亀山市長にとっては初めての議員からの質問となりましたが、答弁は人柄の良さを反映し誠実でした。「行政の継続性を重視するか、選挙で公約してきた市庁舎のあり方を優先させるかにおいて、私は市民協働方の庁舎建設を選択した」ときっぱり話し、拙速さや議会への説明不足に対しては率直に反省の弁を述べていました。この点は、好印象です。

私は市民の声を聞くにしても、一階の商業者と協議をするにつけても、「透明性と情報公開日本一を目指すなら、多くの部分を公開にすべき」と要望し、本会議場での質問を終えました。

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 第三幕は、総務企画常任委員会です。午後4時50分開会です。終わったのは7時少し前。この間、私も委員ですので多くの質問をしました。入札中止においての手続き関係はどうだったか。受注準備をしていた業者からのクレームはなかったか。設計見直しにおける費用の加算やスケジュールの問題など多岐に亘る質問でした。委員会では質問回数に制限はありません。とは言え、9人構成ですので交互に挙手し質問するものですから、いくら時間があっても、足りません。

 そんなわけで、結論を出す時間が迫り、採決へ。その前に私は動議を出し「閉会中の継続審査」を求めました。次に討論に入り、賛否両論を展開。採決の結果賛成多数で原案可決となりました。

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 第四幕は、再び本会議。夜の9時半からの再開でした。私は継続審査でしたので、原案には現時点で賛成できませんでした。結果として、亀山市長が掲げた設計変更に向け動き出しました。それは悪いことではありません。ただし、工事が遅れ迷惑をかけている人たちの痛みを知って、いい施設を急ぎ造ることを望みたいと思っています

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よみがえれ緑の島金華山の願い込め植樹会

 12日から、北陸方面へ行政視察に行ってきました。その報告は後日いたしますが、15日夕に帰ってきてつかの間の休息をしただけで、16日早朝には鮎川へと車を走らせました。船で金華山に渡り、NPO法人森林との共生を考える会が主催する「第五回ボランティア植樹 よみがえれ緑の島金華山」と言うイベントに参加するためでした。425日実施が雨で流れ、私にとっては強行軍でしたが、楽しみにしていただけに、心をウキウキしながらの参加となりました。

 植樹の場所は、金華山灯台に近いところですので、観光桟橋から約5.5キロ離れています。参加者は宮城県内から約150人。植えるのはクロマツ、イヌシデ合わせて約1500本ですので、一人当たり10本。海岸線に近いところの急斜面にほぼ1.8m間隔に植えていきました。

 金華山は面積が約960ha。標高は445m。「3年続けてお参りすれば、金運に恵まれる」と言う黄金山神社がありますが、金華山の94%は国有林です。アカマツとクロマツの林が167ha、スギ林が36ha、ケヤキが1haとなっています。これらはほとんど70年から80年生といいます。

これらの森林は長い年月で山火事や暴風の被害を受け、また昭和59年に金華山で初めて松くい虫の被害が報告された後、その被害は拡散し、さらに最近ではシカによる食害が深刻です。

 シカはざっと500頭が金華山に棲息しているといいます。木々の新芽を食べることで、新しい芽が育ちません。植物連鎖が止まり、植林によってのみ木々がよみがえるという状態となりました。16日行われた植樹会もシカが入らないように防護柵に囲まれた場所での実施となりました。

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和泉さんからの投稿を転載しました

同級生の大阪音楽大学教授・和泉耕二さんから、このホームページのゲストブック(市民の声)に便りが届きましたので、ブログに転載し、紹介いたします。書き込んでいただいた時刻が3日午後5時以降でしたが、私が気付いたのはきょう7日午前10時台でした。あわてて返信した次第で、返信分も含めてブログへの転載といたします。

【和泉さんからの便り】

もう一ヶ月半も過ぎてしまいました。「合唱団紗羅」の結成25周年記念演奏会「さくら幻想」(3月15日兵庫県立芸術文化センター/西ノ宮)に住男団長四倉さんとお二人でお出かけいただき、翌朝解散という慌ただしい日程、「紗羅」石巻公演へのお礼も兼ねての表敬訪問の意味合いもお有りだったのでしょうが、その行動力にほんとうに頭が下がります。さぞお疲れだったことと思いますがご苦労様でした。心から感謝申し上げます。演奏会打ち上げのあと大阪・肥後橋近くの「山海倶楽部」に移動し、その店の料理に舌鼓を打ちながら紗羅有志およびそのメンバー御夫君たちと楽しくいろいろな思いを語り合いました。石巻の食や特産品の話、紗羅の石巻公演の話などなど、そして盛り上がって、東北(石巻)と関西の経済交流を高める話題まで飛び出したりと、短い時間でしたが時の経つのを忘れるほどでした。なによりも嬉しいことの一つはそこでまた新たな人との出会いがあり、「広がりの芽」が生じたことですネ。

翌日、私は大学で会議のためご一緒出来ませんでしたが、団長さんは仕事で京都へ、今村さんは大阪政経の中心、中之島に視察そして帰石と、皆さん本当にタフでしたね。ところで、あの時も話題に出ていたと思いますが、山海倶楽部のオーナーのお嬢さん(紗羅指揮者本多令子さんのお弟子さん)のヴァイオリン・デビューリサイタルが4月28日(火)兵庫県立芸術文化センターで行われました。演目はグリーグやサン・サーンスのヴァイオリンソナタ、ラベルのツィガーヌ、クライスラーの美しきロスマリン、バーンスタインのウエストサイド・ストーリーから「アイ アム プレティ」など熱演いたしました。まだ21歳、すばらしい音楽性と技巧の持ち主でこれからがますます楽しみなヴァイオリニストです(いつか彼女も石巻で演奏する機会があるかも知れません。その折は是非、彼女の音楽を聴いてあげていただけますか。)。

 ところで私は団長と今村さんの今回の関西(今回は大阪と兵庫でしたが)訪問を大変嬉しく思っておりました。と申しますのは一般的に関西圏の方々には東北がかなり遠方に見えているからです(大阪であまり東北人に会いません。東京にはあんなにたくさんの東北人がいるのに。)。できることなら、多少お金がかかることではありますが、多くの東北の方々にしばしば関西に顔を出していただいて、是非、東北と関西の心理的距離をもっともっと近づけていただけたらと願っています。そうすればそれにつられて関西と東北の間におけるさまざまな出来事が生まれるのではないかと思っております(人との出会いがいろいろなことを生み出す訳ですから)。

 そのような意味では今回の軽々としたフットワークのお二人の関西訪問は大変理想的で、まさに価値ある訪問であったという訳ですネ(偉そうに言ってスミマセン)。紗羅のメンバーのどなたかも今年の石巻川開きを是非見に行こうといっておりました。その節はお忙しいこととは存じますが何卒よろしくお願い致します。
とりあえず〈御礼とそれ以後の報告〉をさせていただきましたが、どうぞ今村さんもお元気でご活躍ください。

 【今村の返信分】

  きょう8日まで、和泉さんの便りを知りませんでした。返信が送れて申し訳ありません。関西と東北との縁を深めたいものです。国と国にも言えますが、はじめは文化交流でしょうか。和泉さんにはぜひその架け橋になっていただきたいと思います。受け入れは、私たちがいろいろな人たちに働きかけて、何とかしたいと思っています。
 住団もいいですが、そこからの枝葉が広がっています。もちろん、文化協会など大きな組織もありますし、文化スポーツ振興公社といった公の組織との連携も必要になってくるでしょう。私は、来年の就職活動? に向かいますが、この間に構想を練り上げローカルマニフェストに加え、その実行方を目指したいものです。

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新庁舎の移転改修の見直しは、可能なのですか?

 石巻市の亀山紘新市長が30日初登庁し、記者会見で「新庁舎移転改修の見直し」について言及、「エスカレーターの存続」を明らかにしたーと地元の新聞は伝えていました。その新聞を見て、直感したことは「表現がおかしい」と言うことでした。

 エスカレーターはちゃんと残っています。正式には1階から3階までは従来どおりですが、4階と5階部分のエスカレートをなくすと言う計画ですので、「存続」ではなく「復活」が正しい表記だと感じました。「存続」では「全部なくす」に対して待ったをかけたというイメージで、いかにも現設計は「デパートの良さを完全否定」しているような印象を、読者に与えている感じで嫌悪感を抱かざるを得ないのです。

 亀山市長がなんと言ったかわかりませんが、記者は市議会総務企画委員会のやり取りをずっと、取材していますので、その経過を知っているはずです。4,5階部分の撤去で、その費用は2000万円から3000万円かかりますが、ランニングコスト(年間600万円の保守点検費用など)と、フロアの有効利用を考え、撤去を選択したと言う説明でした。それに納得しない議員もいましたが、まさか、こんな形で復活するとは、驚きです。新聞は何の論調もなく「早くも亀山色」と持ち上げるのは、いかがなものなのでしょうか。あの「反骨精神」は、土井さんだけに向けられたものなのかーと思うとき、背筋に冷たいものを感じました。

 また、「最も難しい工事が不要になるなら、費用が安上がりになる。工事期間が早まり、むしろ移転も早まるのではないか」とも述べていたそうですが、移転時期を9月から12月に延びたことを悔やんでいる一人として、何とも解せない話しです。「そんな単純なことではないですよ」と会見席上でいう記者はいなかったのでしょうか。

 私は、議員の立場で「何の話も聞いていない」とか「議会の積み上げてきた議論を無視している」などと言うのは、性に合いませんし、ましては「議会軽視」「説明不足」と言う言葉は嫌いです。ですが、納得いかない部分には、きちんと話させていただきます。

 会見では入札延期も視野に入れていると言うことでした。先日、ある事業経営者と雑談した際に、「ゴールデンウイーク返上での作業らしい」と話していました。すぐに入札に備えての積算作業のことと分かりました。そんな折、延期したら、これまでの作業は水の泡? とも感じてしまいました。すべてが無駄にならなくとも、指名された業者にとっては「大変な骨折り損」にはなると、直感しました。石巻市との経済活動で生じた損害になった場合、新たな紛争の火種にならなければ…と案じるのは、果たして私だけでしょうか。

 入札の延期は、少なくとも数ヶ月の発注の遅れにつながります。それは火を見るより明らかです。しかも、エスカレーターだけでなく、「市民が集える市民センター的な空間を庁舎一階に検討。図書館的機能を持たせることにも意欲的」とありました。それは、計画を白紙に戻すこととあまり変わりません。

 新聞報道をストレートに読めば、新庁舎の在り方が市長選の争点のように映って、仕方がないのです。果たしてそうでしょうか。一部には「争点にすべき」と明言していましたが、私は積み上げてきた議論を大切にすべきで、問うべきものはないと言う立場を鮮明にしてきたつもりです。選挙後に、勝った勢いで既に言い尽くした案件を俎上に載せるということは、いかにも傲慢、多数与党の横暴に映って仕方がないのです。一方に組するようでは、私としてはしがらみのない市長として期待していた亀山さんらしくないーと思うのです。

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