週末の二日間のまとめ書き

 週末の2日間、こまめに動きました。とにかく行事が多く、自分の仕事(報告書の配布、新たな報告書の作成、議会改革等の会派会議での結果リポート作成など)や個人的な用向き(久しぶりに会う友との懇親会の案内、家族6人との食事会の準備など)は、なかなかできませんでした。それでも、間隙を縫って妻の買い物のアッシーとして少しばかり貢献しました。妻は、20日で37年間勤務した会社を去ります。

 それはそれとして、総花的に2日間の行動の報告です。17日は、大街道を歩いて議員活動報告書の配布を約2時間。早朝とは言え、庭の手入れをしたり、散歩する人たちは多いですね。見かけた人にはきちんとごあいさつを申し上げ、「議会報告ですので、見てください」とお願いし、手渡しています。9月の28日に地元の田道1、清水1を皮切りにスタートした「市内報告書配り」は、台風18号通過(108)の日以外、休みなしに続いています。

 10時過ぎに、住吉小学校へ。学習発表会の見学ですが、たまたま休憩中で、結果的に学校とPTAの関係者にあいさつをして帰ることになりました。大変、申し訳に気持ちでいます。住吉小から蛇田に向かい、「コスモス地域交流会」へ。多彩なイベントです。ステージにはいろいろな団体が出演し、バザーや物品販売もにぎやかに行われていました。

 午後からは、東松島へ。コミュニティセンターではいきいき学園の文化祭が開かれていました。現在は15期生。発足して間もないころ、招かれて講演をしたことがありました。以来、折に触れて活動を覗きに行っておりましたので、今回もお邪魔をしました。「寸劇・二十三夜の花嫁」やダンスなどを拝見し、まさにいきいきとした人生を送っていらしゃるなぁーと感じてきました。

 東松島から国道45号線から北上運河沿いに石巻へ戻り、中里のカフェーヌーンへ。そこでは、向陽町に住まいの瀧澤光江さんの「押絵展~古典美人画に魅せられて~」が開かれていました。美人に囲まれたような雰囲気の中でコーヒーをいただき、瀧澤さんたちと歓談してきました。

 夕方早く、通夜へ。ほんのわずかの弔問をお詫びし、個人的な業務の打ち合わせと用務を済ませて中瀬へ。岡田劇場で上映の「三国志」を観てきました。中国作品ですが、劉備玄徳の配下で五虎将軍の一人、趙雲(子龍)を描いたもので、三国志ファンにとっては満足の2時間でした。

 18日は、項目だけ列記します。「大漁祭り」(魚市場)、「ガス展」(湊の石巻ガス)「クラシックカーミーティングイン石巻」(中瀬)「清水町防災訓練」8清水町集会場前)「田道町文化祭」(村田屋旅館)「さをり展」(ナリサワギャラリー)「石巻山野草展」(ルネッサンス館)「山の手山野草展」(日和山会館)と巡ってきました。

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千葉勇作さんが二つの絵を寄贈

 先日(105)、かつて石巻市橋通りにあった「レストランたわらや」のご主人、千葉勇作さん(仙台市在住の日本画家)と一緒に石巻市役所の市長室に亀山紘市長を訪ねました。訪問の目的は「新市庁舎への絵の寄贈」と「支倉常長のドラマ化を一緒に推進しましょう」という呼びかけでした。

 千葉さんが寄贈する絵は「トレドの常長」と題する120(130㎝、横194)ほか。その絵は、古都トレドからいよいよあすはスペインへという常長の緊張した心情を描いた作品。何年か前にその絵を配した年賀状をいただいたことがありますが、その文面には次のように記されていました。

 「古都トレドはタホ川の対岸オルガス伯邸からの眺め。私は30年前亡妻とここを訪れました。マドリードで妻と食事したマイヨール広場脇の『ボティン』が思い出深い。ここの常連だったヘミングウェイの小説『陽はまた昇る』と同じメニューで食べました。ガスパチョ、鰻の稚魚、仔豚の丸焼き、ワインはリオハ・アルタ。美味が忘れられない」

 実は、絵の寄贈は「トレド…」だけだったのですが、市長との会話の中で徳田秋声の小説「縮図」に出てくる銀子をモチーフにした60号の絵(縦130㎝、横80cm)も話題になり、いただけることになりました。会話の途中で、私は市長に「おねだりした方がいいですよ」とアドバイスしました。すると、市長は即座に「いかがでしょうか、市長室にぜひ飾りたい」と願い出ました。千葉さんは快く応じ、二つの絵の寄贈が成り立ったわけです。

 千葉さんから8日、礼状が届きました。「帰ってから、あなたのパンフレットをお読みして、石巻を想う熱情がほとばしり出ていて、感動もし、あなたのような人がおられることで、ホッとしました。今度はあなたのパンフレットを持参して、仙台市長の奥山さんに会うつもりです(後略)」とありました。パンフレットとは、101日発行の「議員活動報告」(A3判、裏表=現在、配布中)ですが、私にとってはお褒めをいただいたほかに、仙台市長へもお渡し願えることは大変光栄なことで、ありがたいと思っています。

 千葉さんの絵の寄贈には「石巻市に元気になってほしい」と言う強いメッセージが隠されています。だからこそ、支倉常長の出帆400年となる4年後の2016年にNHK大河ドラマ化へという訴えをあちこちで、しています。私はこの夢の実現こそが「元気への発奮剤」と捉え、運動を支援していくことにしています。

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議員活動報告が出来上がりました

9月の大型連休中に手がけていた「今村正誼の議員活動報告」の10月発行分が出来上がりました。夜から印刷に入り、27日から配布を始めたいと思います。その中身は、先日ブログ上に掲載の一般質問を紙面化したものです。試しにカラーで刷ってみました。それが下です。でも実際は白黒印刷です。とりあえず、A3判で裏表10000部印刷しました。

さて、これからが大変です。折り方から配達まで、家内労働で経費をかけずに行います。ボランティアがほしいところですが、市議会議員程度では無理でしょう。大願成就のためにはコツコツやるしか手がないーと言うのも、悪くはないのです。苦ありて楽ありと考えるべきでしょう。

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石巻市議会の最終日には何かが起きる

 石巻市議会の9月定例会は25日、閉会しました。「最終日には何かが起きる」と言うのが、石巻市議会の定番で、今回も「入札及び契約に関する特別委員会の設置」でもめ、3時間半の空転となりました。

 事の顛末はこうです。8月の臨時議会で入札に絡む質疑がありました。そのとき「特別委員会設置」の動議が出て、その後に会派代表者会議を何度か開き対応を協議してきましたが、「特別委員会ではなく、総務企画常任委員会で対応」とする案と対立し、特別委3会派、総務企画委3会派と真っ二つに割れました。なのに、多数派は本会議での決着に及び、提案説明に対する質疑、討論、そして採決の結果17対16で設置が決まりました。

 私は、総務企画で十分調査、検討が可能であると言うことで、設置には反対の討論に立ちました。その要旨は次の通りです。

 

 会派代表者会議での話し合いでは3対3と真っ二つ。その構成メンバーで本会議に臨めば、中央突破は可能であっても、その賛否の差はわずかである。それをあえて断行する意図が分からない。例えば緊急性、あるいは事件性があるわけでもない。ただし、抱える課題については十分承知の上で、われわれは「特別委ではなく、常任委員会でも十分調査できる」と主張してきた。これまでも、青果市場の東松島市への移転決定で総務企画と産経の二つの常任委員会で所管事務調査として、またパワハラ問題においても総務企画常任委員会で調査したことは記録に新しいところである。

 石巻市は、国の「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」に基づき、ここ10数年入札制度の改正に取り組んでいる。(中略、合併後の4年間、あるいは最近数か月間での集中的な改革、今後の展開などを説明)

 石巻市議会では議会改革が議員共通のテーマで、先日その勉強会も開いた。議会基本条例のたたき台も出て、それをどうテーブルに上げていくか、その道筋も明らかでなく、中途半端に終わるのではないかと危惧されているのも事実。なぜなら、議会はまとまらない。常に割れているのでは改革は遅れるわけだというのが私の認識である。そのような状況の中で再び賛否が分かれる案件を持ち出し、中央突破をしようとする行為は解せない。対立構図を再び明確にして、肝心要の議会改革を葬る理由にするように思えてならない。よってこの案件には賛成はできない。

 そろそろホンの少々の多数派、先ほどの決算認定でも17対16と一票差の多数派による「多数であればなんでもできる」という愚行を改め、少数派にも耳を傾けての議会運営を行い、その向こうにある議会改革と言う大きな目標への果敢なチャレンジを試みることの大きさ、有意義さに目覚めるときである。賢明な議員諸氏の賛同を願い、反対の討論としたい。

 それにつけても、特別委員会設置に賛成の会派からの賛成討論はありませんでした。「なぜ、賛成なのか」明確にすべきです。私は、総務企画常任委員会では平成20年度決算認定に賛成の立場で討論を行い、自分の考えを明らかにしております。議会改革の中で「議員間での議論」も取り上げられています。討論に参加できないのでは、議員として恥ずかしいーと言わざるを得ません。

 なお、3時間半の空転は「委員のなり手がない」と私たちが抵抗したからです。「決まったことに従うべき」との声もありますが、いつも多数派による数の横暴に苦しめられてきたなかでの、ささやかな抵抗です。結果的に委員は9人から7人に減らし、調査検討をすることになりました。

抵抗した私たち3会派からは代表者が責任を取って委員になりましたが、賛成派には総務企画委員のメンバーから2人が入っていました。私たちの会派からも総務のメンバーが入ったらどうなるのでしょうか。「中身は総務企画」になりかねません。それだったら、特別委員会はいらないのです。

と言うことは、今の総務企画では「邪魔な人間がいる」と言うことになりはしまいかー。それは、今村なのか、それとも…。何となく、透けて見えてくるものがありました。

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17日の一般質問の内容です。質問30分、答弁25分でした。時間が足りず、尻切れトンボの観は否めませんでした。

【サンファン出帆400年に向けて】

今村正誼 私は今回、3つの質問テーマを定めましたが、その第一番目が「サンファン出帆400年に向けて」。渡波に復元のサンファン・バウティスタ号があるが、そのサンファン号は慶長18915日というから、洋暦では16131028日、大安吉日の満月の夜、わが石巻市の月浦を船出した。

乗組員は、藩主伊達政宗公の命を受けた支倉六右衛門常長をはじめとする総勢180人。その中には幕府の軍艦奉行・向井将監など要人、商人など日本人のほか、宣教師のルイス・ソテロ、イスパニア領フィリピン諸島艦隊の総督であるセバスチャン・ビスカイノとその配下の者たちなど異国人40人も乗り組んでいた。彼らの向かうところは太平洋のかなたのアメリカ大陸。そして、その向こうのヨーロッパ。常長の懐の奥にはイスパニア国王・フィリップ3世と、さらにローマ法王パウロ5世への親書が、大事にしまわれていた。

親書には「大国イスパニアと国交を持ちたい。ノビスパン(メキシコ)と日本は海路極めて近く、貿易の便宜をお願いしたい。自分(政宗)は事情があって改宗できないが、領民には勧めたい」と、したためられていたと言う。ただ、政宗の本音はどこにあったのかなど、その胸の内はなお謎。7年の歳月を経て帰国した常長だが、諸説いろいろながらキリスタン迫害の波に飲まれ、海外雄飛の功績も報われぬまま、寂しく世間から離れ、帰国2年後に病死。一緒に海を渡り、イスパニア国王との間を取り持った宣教師ソテロは、後に日本に密航するが捕らえられ、火あぶりの刑に。

支倉は時代の波に翻弄された悲劇の人でもあり、作家の遠藤周作氏の代表作のひとつにもなった「侍」でも、主人公・支倉常長の悲劇性は否めない。

しかし、ヨーロッパの大国が地球的規模で勢力の拡大にしのぎを削っていたと言う大航海時代に、二つの海を渡り、ヨーロッパとの外交に及んだ支倉らの行為は、日本国内でしか日本史を取らえて来れなかった歴史観を打ち破る壮大さを持つものーと言っても過言ではない。言い換えれば、世界史の波長の中で日本史を捉えられる稀な人物こそが支倉常長であり、稀な事件こそがサンファンに乗船しての慶長遣欧使節であったと、私は信じている。そういう点では、わが郷土・月浦から世界史に通じる出来事が、発せられたと言う事実に誇りを覚える。

さて、本題だが、4年後の2013年はサンファン・バウティスタ号が月浦を出帆して400年。復元船を持つ石巻市として、郷土を売り込む絶好の機会が到来した。そこで、支倉常長を主人公にしたNHK大河ドラマの実現に向けた取り組みができないかどうかー。

日曜日夜放送のNHK大河ドラマは、2010年の「龍馬伝」、2011年の「江(ごう)~姫たちの戦国~」まで決まっているが、その後は未定。宮城県知事や仙台市長、支倉ゆかりの川崎町や大郷町、さらに県内経済関係者、文化芸術関係団体などと共に、NHKに対しての運動を起こしてみてはどうか。経済効果抜群であることは誰の目にも明らか。市長は、石巻市独自のフィルム・コミッションを立ち上げて、情報発信したいと意欲的であり、その突破口としても「支倉常長のNHK大河ドラマ化」は効果的。ぜひ実現化に動くべきと考えるが、どうか。

また、サンフアン400年祭のイベントを企画し、来年からその取り組みをスタートすべきだが、どうか。その際、平成2年に行った石巻市を舞台に繰り広げた「東北学おこし」の再現を試みてはどうか。

石巻市民が歴史から学ぶべきテーマは豊富だ。サンファンと支倉常長の海外雄飛がまずひとつ。400年後という節目に、慶長遣欧使節の謎の解明と真実に迫るシンポジウム等の開催もあるし、川村孫兵衛の北上川改修が発端となっての江戸とを結ぶ東回り航路も、興味深いテーマのひとつ。江戸との交流や千石船物語、その中には若宮丸など千石船の度重なる遭難、そして若宮丸では結果的に乗組員の世界一周という世界史レベルの事件を生んでいる。新田次郎作のアラスカ物語に出てくるフランク安田や密航船・水安丸の及甚こと、及川甚三郎と広淵沼開拓など、明治期の国際性に富んだ先人たちの足跡も、学ぶべきテーマになる。当然ながら、今映画化が進んでいる人権派弁護士・布施辰治氏の歩みも含めて、「石巻学おこし」の題材は山ほどある。「学おこし」によって、大人から子どもたちまで心をひとつに郷土愛を育む取り組みをしてはどうか。

そうした400年祭関連事業では、サンファン建造時からその後の運営等まで、バックアップしていただいた日本財団の協力も欠かせない。オラレ否決後関係が好ましくないと伝わってきている。復元船サンファンの帆を張る展帆もここ2年見られないが、それも助成ストップの影響なのかどうか、早急に財団との関係を改善し、協力をお願いしていくことも大切と考えるが、いかがか。

亀山紘市長 出帆400年の2013年は、復元船が進水してから20年の節目であり、支倉常長を主人公としてNHK大河ドラマの制作は、歴史的な偉業に対する理解を深めると共に、わが石巻市と伊達の黒船を全国にPRできる夢のある企画だ。フィルムコミッションの立ち上げも含めて実現に向け、関係者と情報を共有しながら取り組んで参りたい。

また、記念事業では財団法人慶長遣欧使節船協会と本市が中心となり、県や仙台市を含め、今年度中に記念事業実行委員会を立ち上げる予定。プレイベント的な事業では本年10月から12月まで「支倉常長が辿った太陽の国」と題したメキシコ在住画家・鈴木美登里氏の絵画展示を行う特別展開催や、メキシコ在住演劇家・イレネ飯田氏の記念公演等が予定され、市としては記念事業を総合計画の実施計画に位置づけ、具現化していきたい。その折には、政宗のチャレンジ精神のシンボルでもあるサンファンのある町石巻の歴史や伝統を認識し、偉大な先人に学ぶ「石巻学おこし」として、市民が将来に活かせる文化の振興についても取り組んで参りたい。

また、サンファン館の事業運営と海洋文化の創造と海事施設の振興を図るものとして、日本財団からは過去に助成をいただいているが、この出帆400年記念事業の展開に向け、今後も支援協力をお願いしていきたい。

今村正誼 プレイベントなどで、開催日などが明確になっていると思うが、明らかにしていただきたい。

産業部長 鈴木美登里さんの絵画展は10月1日から12月21日まで、サンファン館で開く。鈴木氏は気仙沼市出身で、メキシコ宮城青葉会の副会長。30数点の展示がある。

亀山市長 プレイベントをしながら、2013年につなげていきたい。なお、先日の河北新報に石巻市出身の千葉勇作さんが「果敢な生涯 ドラマ化を」というタイトルで寄稿している。熱い応援であり、大河ドラマ化に向けて努めていきたい。

今村正誼 イレネ飯田さんは日系二世のメキシコ人。元宝ジェンヌで、石巻市出身の涼風真世さんとは同期。芸名は「幸風(さちかぜ)イレネ」と言ったようだが、多彩な人。世界を駆けての舞台演出家として活躍。全国数箇所の公演に石巻市ではサンファンの船上でのミュージカルとも聞いており大変興味深い。また、来年はメキシコとの交流400年だが、三浦按針の造った船で、難破したイスパニアの要人をメキシコに送り届けたと言う史実から400年。ちなみに、その翌年(1611年)にセバスチャン・ビスカイノがお礼を述べに日本に来ている。結果的に、ビスカイノの手でサンファンが造られ、慶長遣欧使節が実現するのだから、因縁浅からぬものがある。

市長の話に出てきた千葉勇作さんからこの夏、暑中見舞いはがきをいただいた。それが、これ(140%に拡大のはがきをパネルに)。カラーの印刷でいつも支倉常長のストーリー性のある自作の日本画を配したもので、読みごたえのある内容。そこにドラマ化の訴えがあった。宛名のところに、「村井知事とも会い、大賛成とのことでした」とも記されていたが、実は私も7月に知事室に15分程度お邪魔をして、知事に申し上げたら、「石巻市長と一緒に働きかけていきたい」と言うこと。市長は、この夏、知事と何度かあっていると思うが、この点についてお話したことはあるかどうか。また、今後についてはどうか。トップ同士で盛り上がっていただきたいのだが…。

亀山市長 まだ話してはいないが、今後は話題にしていくことになる。

今村正誼 これ(石巻日日新聞の記事パネル)は、東京に在住の岡田厚美さん寄稿記事だが、慶應義塾大学の三田文学会のなかにある「周作クラブ」のメンバーが平成15年5月に石巻市月浦を訪れたときの模様をまとめられたもの。周作クラブとは亡くなった作家の遠藤周作氏を慕って作られたグループで、その月浦ツアー43人の中には未亡人の順子さんも参加されていた。そして、小説の舞台になった月浦に大変感動したとのことだった。

岡田さんもまた、映画化、ドラマ化に奔走している一人だが、残念ながらまとまらないと言うこと。とはいえ、人脈総動員というか、NHK出身者には安住淳代議士もいる。ドラマ化の仕掛け作りでは、人脈をつなぎ合わせて情報を発信していくことも大事と思うが、どうか。

亀山市長 石巻市出身で支援してくれる人は多いと思うので、人脈を大事に連携を取っていきたい。

【河北美術展の巡回展復活について】

今村正誼 次に2番目の質問テーマ「河北美術展の石巻巡回展の復活について」だが、平成16年以前まで続いていた河北展の石巻巡回展が途切れてからもう5年。この間、八幡町の川辺りの散歩道にあるアトリエDaDaで、そこを経営の三浦頼子さんが、入選、入賞者の作家や絵の仲間に呼びかけて「河北展・石巻版」を開催してきたが、そろそろ石巻市主催に戻し、石巻市以外の優れた作品の展示も行ってはどうか。優れた絵を身近で見られるということでの効果は、石巻市の文化度を上げる、また絵画好きの各年代層への刺激になるなど、上げれば切りがない。巡回展復活に向けたアクションを起こしてはどうか。

教育部長 多大な経費がかかるので、困難。市美術展中心で開催したい。

今村正誼 答弁に失望した。3年前には「民間のエネルギーと協力して、道が開けないか、そこに光明を求めたい」とあったが、この間何をしてきたのか。

教育部長 今後、市美展実行委と協議、可能かどうか検討していく。

今村正誼 この問題はまたやりたい。いつの間にか名の通ったオーケストラによる生のクラシックが聴けない街になった観のある石巻市に、もうひとつ文化面で大きな穴が開くようで、やるせない。教育長、市長はどう考えるか。

教育長  ハイレベルな絵画展は大事。石巻出身関係の作品を市美展と一緒にやれるかなど、道筋を考えていきたい。

亀山市長 文化事業は大切な分野。市民、関係者などの意見を聞き、行政に反映できるよう努めたい。

【新庁舎へのシンボリックな造形物について】

今村正誼 最後に「新石巻市庁舎のシンボリックな造形物の配置について」伺う。予算縮小で贅沢を言わない新石巻市役所庁舎建設に向かってきたが、新しい庁舎内にはシンボリック(象徴的)な造形物があるのかどうか。予算がないなら譲り受けるなど考えられないか。例えば、2億5000万年前の地層から出てきた雄勝石、玄昌石だが、その石に雄勝小学校児童が、石絵作家の斎藤玄昌実さんと共同で描いた横3m、高さ2mの絵は、雄勝湾から黄金に輝く金華山を望んだ作品。

また、サンファン関係の日本画では石巻出身で仙台市に在住の千葉勇作さんの一連の「支倉とサンファン関連作品」も捨てがたいし、2年前の鯨フォーラムで会場となった河北のビッグバンのステージを飾った石巻出身のステンドグラス作家・小林未季さん主宰の未季会が共同で制作したザトウクジラのステンドグラス作品などもある。その辺の交渉も含め、どう考えているか。

総務部長 議員指摘の作品はよく承知している。新庁舎改修では市財政の負担を軽減するため、最小限の事業費になるよう計画したため、壁や廊下などの装飾は考えていなかったが、市庁舎には多くの人が訪れるため、本市にゆかりのある物などシンボリックな造形物を設置し、石巻市らしさを演出したいと考えている。今後作品所有者の意思確認や作品の大きさ、管理方法など検討していきたい。

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一般質問の出番が決まりました

 14日の議会運営委員会で、9月定例会の後半の日程等が確認されました。一人持ち時間30分の一般質問には23人が通告し、その出番が決まりました。私は17日の午前10時からとなりました。お時間ある方、ぜひ聞きにきてください。テーマは「サンファン出帆400年に向けて」ですが、主にドラマ化の運動提起です。また、「河北展の巡回展復活」「新庁舎へのシンボリックな造形物の配置」についても質問いたします。

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一般質問を通告してきました

 9月定例会での一般質問をきょう(9月9日午前9時)提出してきました。内容は以下の通りです。一番目のテーマは石巻市出身出仙台市に在住の千葉勇作さんの発案です。6月にいただいた書中見舞いの大判のはがきに「支倉常長を平成25年のNHK大河ドラマに」と書かれていました。大賛成と返事を書き、8月に知事とたまたまお会いする機会があったとき「いい話ですので、石巻の方からのろしを上げてください。応援します」と言う言葉をいただきました。4年後の実現に官民上げて臨みたいものです。ほかに2件取り上げましたが、質問の趣旨、内容は以下の通りです。

1、サンファン出帆400年に向けて

4年後の2013年はサンファン・バウティスタ号が月浦を出帆して400年。復元船を持つ石巻市として、郷土を売り込む絶好の機会が到来する。そこで、支倉常長を主人公にしたNHK大河ドラマの実現に向けた取り組みができないか。2010年の「龍馬伝」、2011年の「江(ごう)~姫たちの戦国~」まで決まっているが、その後は未定。宮城県知事や仙台市長、支倉ゆかりの大郷町、さらに県内経済関係者、文化芸術関係団体などと共に、NHKに対しての運動を起こしてみてはいかがだろうか。経済効果は抜群。市長は、石巻市独自のフィルム・コミッションを立ち上げて、情報発信したいと意欲的であり、その突破口としても「支倉のNHK大河ドラマ化」は効果的。ぜひ実現化に動くべきと考えるが、いかがか。

また、サンフアン400年祭のイベントを企画し、来年からその取り組みをスタートすべきと考えるが、どうか。その際、平成2年に行った石巻市を舞台に繰り広げた「東北学おこし」の再現はどうか。石巻市民が歴史から学ぶべきテーマは豊富である。サンファンの海外雄飛や江戸とを結ぶ東回り航路と若宮丸遭難、その乗組員の世界一周。新田次郎作のアラスカ物語に出てくるフランク安田や密航船・水安丸の及川甚三郎と広淵沼開拓など、江戸時代から明治にかけての国際性に富んだ先人たちの足跡を辿る「石巻学おこし」に挑戦し、大人から子どもまで心をひとつに郷土愛を育む取り組みをしてはいかがか、伺いたい。

そうした事業では、サンファン建造時からその後の運営等まで、バックアップしていただいた日本財団の協力も欠かせない。オラレ否決後関係が好ましくないと伝わっているが、早急に改善し、協力を求めていくことも大切と考えるが、どうか。

2、河北美術展の石巻巡回展の復活について

平成16年以前まで続いていた河北展の石巻巡回展が途切れてからもう5年。この間、八幡町の川辺りの散歩道にあるアトリエDaDaで、そこを経営の三浦頼子さんが、入選、入賞者の作家や絵の仲間に呼びかけて「河北展・石巻版」を開催してきたが、そろそろ石巻市主催に戻し、石巻市以外の優れた作品の展示も行ってはいかがか。教育者である市長は、その効果をよく知っているはずで、巡回展復活に向けたアクションを起こしていただきたい。

3、新石巻市庁舎のシンボリックな造形物の配置について

予算縮小で贅沢を言わない新石巻市役所庁舎建設に向かってきたが、庁舎内にはシンボリック(象徴的)な造形物があるのかどうか。予算がないなら譲り受けるなど考えられないか。例えば、2億5000万年前の地層から出てきた雄勝石(玄昌石)へ雄勝小学校児童が、石絵作家の斎藤玄昌実さんと共同で描いた横3m、高さ2mの絵は雄勝湾から黄金に輝く金華山望んだ作品。また、サンファン関係の日本画では石巻出身で仙台市に在住の千葉勇作さん一連の「支倉とサンファン関連作品」も捨てがたいし、鯨フォーラムで会場となった河北のビッグバンのステージを飾った石巻出身のステンドグラス作家・小林未季さん主宰の未季会が共同で制作のザトウクジラなどもある。その辺の交渉も含めて、どう考えているか。

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必見の価値あり、石絵の共同作品

「石絵を学ぶ」と言う公開講座が石巻市駅前北通りのナリサワで開かれています。きょう6日までなので、ぜひ覗いてみていただきたいと思います。石絵とは、雄勝の山で採掘される玄昌石をキャンバスに、絵を描こうというもので、2億5千万年前の石肌の魅力に惹かれた斎藤玄昌実さんというアーティストが指導し、子供たちが会場を訪れ、挑戦しています。

 私は、4日開かれた公開講座のオープニングセレモニーで、斎藤先生に「ぜひ」とのお言葉を受け、臆面ものなく僭越ながら、祝辞を述べてきました。「石巻市は合併によって、二つの自慢ができた。それは、金華山であり、雄勝の玄昌石。硯の愛料となった玄昌石のその石肌に魅せられたと言う斎藤先生が石絵の教室を開き、石の利用拡大に努めていることは、玄昌石を生む石巻市の全国発信に貢献なさっている。もう一方で、屋根など建築資材としての需要拡大に夢を広げるとき、講座等を通して石への愛着を持つ子どもたちが増えていくことはうれしいこと」などと、話をさせていただきました。

 会場には二つの大きな石絵があります。横3m、高さ2mの大きさで、そのひとつには雄勝湾から遠く金華山を望む図柄でした。金華山は黄金色に輝いていました。まさに、合併によって手にした自慢の石に金華山は象徴的に描かれていました。図案は斎藤さんで、制作したのは雄勝小4-5年生の38人でした。20cm四方の石に一枚一色付けした結果、出来上がった作品で、「子どもたちは先日初めて、完成品を見て感動した」と言います。必見の価値ありです。きょう6日までですので、ぜひ見てください。

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いま、今村は滅茶苦茶歩いています

 大変ご無沙汰をいたしました。書き込みができなかった理由は、暇なく動いていたからです。「そんなに公務が忙しいの?」と問われると恥ずかしいのですが、実は「心機一転、一からの出直し」を決め、コツコツと石巻市内を回らせていただいています。

 7月11日の書き込みに「議員活動報告書を配っています」とありますが、A3裏表の報告書を今もって配っているのです。その区域は旧市街地全域です。これまでに小学校単位での区域で、石巻、住吉、門脇、山下、貞山、中里、開、向陽の学区内をほぼ回り終え、残りの区域を今歩いています。ほとんど、ポスティングなのですが、一日に500軒ぐらい回るので、お会いする人も数十人に上ります。「市議会議員の今村と申します。議員活動報告です。見てください」と声掛けする程度ですが、今はそれで十分です。

 返ってくる言葉は「ご苦労様です」が大半です。それだけで、活力の元になり、歩き回れるのです。

とは言え、歩くのにはプレッシャーもあるものです。住んでいる地域ならともかく、また議員暦が長く、みんなが私の顔を知っているのなら別ですが、実はそんな今村の顔は売れてはいません。会う人の大半は初対面です。何を言われるか、正直怖いのです。「こっちには○○さんがいるよ。こっちまできて票集めすか」「ごみ増やすだけだからいいよ」などと、受け取りを拒否されたらーとか考えてしまうこともあるのです。

うれしいことに、現職の市議会議員に対し有権者の皆さんは表面的には温かいです。それに、あまり説明を必要としません。5年前の秋、市議選への出馬を決意して各戸を回り始めたころは「どこに住んでんの?」「何やっていたの?」「歳(とし)は?」などなど、聞かれたものでした。そこまではいいのですが、その後の会話によっては、金縛りにあったようにして、動けなくなると言う経験をしたものでしたが、現職は違う感じです。敬意を表してくれているだけ、ありがたいーと正直に受け止めています。まともに報告書を受け取ってもらうだけで、満足というか、結果的に歩くのが楽しくなり、延々1ヶ月半以上も続けられているのです。

500軒分の報告書と言うチラシは、四つ折にしてポストに入れますが、その四つ折りは私と妻の仕事です。妻は勤めているので大変ですが、よく協力してくれています。配布大作戦の良きパートナーです。今月中には完了の予定ですが、最終的に2万2000枚と言う数字は、自分を褒めてやりたい感じです。これまで議会が終わるたびに作成の報告書は1000枚から2000枚。その10倍、20倍ですから、マラソンの有森選手のような気分になるのを、許していただきたいと思います。

そんなわけで、増刷の印刷作業を何回か繰り返し、四つ折の作業や、回る先の事前調査などで、結構な時間も割きました。そして、一日500軒はポスティングとは言え、4時間はかかります。安い万歩計を求めて歩数をみたら、驚くべき数字に感動しています。一週間ほど前、駅前北通りを歩いたとき、歩数は35000歩を記録しました。一日の最大は27日の45723歩でした。午前中に向陽地区、午後に大街道東を歩いたためですが、歩くのが苦にならないのは、不思議です。

「心機一転、一からの出直し」と冒頭書きました。その気持ちにたどり着いた背景は後日、機会があったら書きます。今日のところは、この辺で失礼いたします。

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9月の補正予算としては大きい、市長ラッキー

 10日、石巻市議会臨時会が開かれました。今回付議された議案は専決処分も含めて予算関係が4件、ほか1件でした。予算では18億7779万4千円を追加する補正予算が提出されました。この時期において18億円は補正規模として大きなもので、亀山市長が先の市長選でマニフェストとして示した幾つかが、予算化されました。

 国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金(13億5413万円)を使わせてもらっての補正予算ですが、それに自主財源と借金を加えて事業資金としました。具体的には主に下記のような、事業予算配分となりました。

1、        地球温暖化対策の推進         426,600千円

    低公害車導入促進事業

公用車20台にごみ収集車1台      53,400千円

    太陽光発電設備

 公共施設7か所(新石巻市庁舎ほか)   307,800千円

 太陽光発電設備助成事業(1kw35000円)

    省エネ設備導入事業(公園証明灯改修など)63,400千円

 2、少子高齢者対策              305,500千円

  ①保育所等設備(トイレ改修など)      28,800千円

  ②学校の図書購入、理科教材整備等     213,000千円

  ③高齢者生きがい(パークゴルフ場休憩所)  63,700千円

 3、安全・安心なまちづくりの推進      539,100千円

  ①防火体制整備(田代の個別防災無線)      57,000千円

  ②AED設置(保育所など87台)       26,100千円

  ③公園設備整備事業(日和山公園)        10,000千円

  ④道路改良(11路線)           167,000千円

  ⑤用水路等整備事業             50,000千円

  ⑥漁港・海岸施設改良事業(9漁港)     50,000千円

  ⑦病院整備                 40,000千円

  ⑧その他事業(旧丸光ビル解体など)     139,000千円

 4、その他将来に向けたきめ細かな事業     438,145千円

  ①地上デジタルテレビ購入事業(学校対応)  81,260千円

  ②情報設備導入事業              3,000千円

  ③地域活性化当推進             75,598千円

   (マンガロードへのモニュメント増設ほか)

     ④その他事業(文化センター改修等)     278,287千円

 亀山市長は、ラッキーな人です。就任半年もたたないうちに、マニフェストに掲げた太陽光発電が日の目を見たのですから、国の景気対策等の大型補正予算があったとは言え、立派なものです。私としても、「新市役所へは、費用対効果を度外視しても、付けるべき」と主張してきましたので、ホッとしています。約2億数千万円投じて、7カ所全体で節約できる電気量は年間150万円足らず。個人への助成に関しては6月定例会一般質問で取り上げただけに、私としては早速の予算化にありがたい気持ちでいます。

 また、中心市街地活性化に関しては、基本計画の認定を受ける前の先行事業としてマンガロードの整備と空き店舗の活用予算も組まれ、安堵しています。

 ただ、国のばら撒きの反動が気がかりです。後年度負担をよく考えながら、対応すべきーと、臨時会では注文も出しました。

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