長文ですが、パソコンの調子がよくなりましたので…

パソコンの調子が思わしくなくしばらく書き込みができませんでした。今朝、珍しくつながったため、慌てて書き込みました。と言っても長文です。あらかじめ用意していたもので、さる12月15日の本会議での私の一般質問です。テープからの再生したものです。時間があったら読んでください。

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【今村議員】議長のお許しを得ましたので、一般質問をいたします。今回は「危機から脱出」する健全な行財政運営についてーをテーマといたしました。石巻市の財政は近年、厳しさを増し、その象徴的な数値が経常収支比率であります。平成20年度決算で994%に及び、自由に使えるお金がなくなりつつある。そして平成22年度から平成24年度までの向こう3か年での財源不足は29億7000万円。平成24年度には財政調整基金が枯渇すると言う財政収支見通しを、私は「財政危機」と認識していますが、当局はどう捉え、危機からの脱出を図ろうとしているのか。以下について、具体的にお答え願いたいと思います。

まず、石巻市の財政状況、台所と言うか、懐具合がどうなっているのか、また厳しさをどう乗り越えていくのか、それらについて市民の理解と協力が必要でありますが、どう説明してきたのか、具体的にお答え願いたいと思います。

【亀山市長】初めに、「健全な行財政運営について」お答えいたします。

議員御指摘のとおり、「経常収支比率」の悪化や向こう3年間の「財政収支の見通し」で多額の財源不足などが見込まれております。

この「危機的」な状況につきましては、私としても大変な危機感を感じており、「予算編成方針」に基づき調整を進めております平成22年度当初予算編成作業の中で、具体的な改善策を進めるよう職員に指示をしているところであります。

私がはじめて編成する当初予算でもあり、所信表明でも申し上げましたとおり、「将来を見据えた市政運営」を行うためにも歳入歳出予算の総点検を行い、歳入に見合った歳出予算の編成を目指すとともに、私が掲げたマニフェストを含めた総合計画実施計画を確実に実行するため、限られた財源の効率的な運用と緊急性の高い施策に重点的な予算配分を行うこととしております。

次に、「市民の理解と協力について」でありますが、

「財政収支の見通し」につきましては、先般、市議会全員協議会で議員の皆様にお示ししましたが、この程、市のホームページにも掲載をしたところであり、市報12月号では「財政状況」をお知らせしております。

これからも「移動市長室」などを活用し、私が直接市民の皆様に説明を申し上げるなど、市民の理解と協力を得られるよう、努めていきたいと思っております

【今村議員】平成22年度から平成24年度までの3か年での約30億円という財源不足の対応策では、特定目的の基金等を一部取り崩すとありますが、具体的な説明をお示し願いたい。また投資的経費、物件費、補助費等を抑制とありますが、国の経済対策との絡みで、予算規模が今時点では膨らみ出しています。しかし、それがいつまでも続くとは思えません。当初予算はむしろ財源不足を考慮した編成に心がけ、恒常的に無駄遣いをしない予算編成体質に切り替えていくことがいかに大事かと思いますが、見解をお伺いいたします。

【亀山市長】「財源不足の対応策などについて」でありますが、

特定目的基金等の一部取り崩しにつきましては、財源不足への具体的な対応策の大きな柱であります。

これまでも「長寿社会対策基金」などの特定目的基金から計画的に繰入を行ってきましたが、歳入環境が厳しく歳出削減も進まない状況でもあり、予算編成の調整の中で「地域づくり基金」などの基金からの一部取り崩しも考慮し、当面の収支不足に対応していきたいと考えております。

 また、「無駄遣いをしない体質について」でありますが、議員御指摘のとおり、国の経済対策に呼応し、昨年度から本市としても数次に亘り補正予算を中心に経済対策に取り組んできております。

経済対策ということで様々な地方財政措置が取られたこともあり、次年度以降の前倒し事業を中心に環境対策や耐震対策等への予算措置により予算規模が膨らんでおりますことから、平成22年度以降の予算調整の中で適正な財政構造に転換していくよう努めていきたいと考えております。

【今村議員】入るものが入らないのでは歳入計画が絵に書いた餅になります。滞納整理や未集金の整理が喫緊の課題としてあります。滞納整理等で真剣に取り組んでいるようですが、実績は上がっているのかどうか。真面目な納税者が損をし、あるいは正直者が馬鹿を見ないような社会を築く上でも、より効果的な取り組みが求められておりますが、その点はどうなっているか、現況等を伺いしたい。

【亀山市長】「滞納整理や未収金の整理及び効率的な取り組みについて」でありますが、

昨年度の市税につきましては、前年度と比較し、現年度課税分は、収入率で0.3ポイント低下しているものの、税額で約2,307万円、0.1パーセントの増加となっており、滞納繰越分につきましては、収入率で1.7ポイントの向上で、税額で5,370万円、24.0パーセントの増加となっております。

滞納整理への対応といたしましては、副市長を本部長とする「市税等滞納整理対策本部」において、「市税等滞納整理対策基本方針」を策定し、「税収入確保対策にかかる重点項目及び具体的な取り組み」を定め、納税指導の充実・強化、タイヤロックによる自動車の差押やインターネット公売の実施、納付誓約者に対する履行管理・納税指導の強化等、具体的な滞納整理の強化に取り組み、一層の収入確保と積極的な対応に努力しているところであります。

また、昨年度に本稼動した滞納整理システムや本年1月に開設した電話催告センターを活用するとともに、宮城県地方税滞納整理機構への滞納事案の移管により、市単独では徴収困難な大口滞納や悪質滞納者を対象とした財産差押等、滞納処分を基本とした滞納整理の推進により滞納者の解消に努めるなど、市税等の安定確保と滞納額の縮減を最重要課題として位置付け鋭意取り組んで参りたいと考えております。

【今村議員】石巻市は合併以来、ずっと厳しい行財政運営と対峙をしてきました。そこからの脱出を図るため、平成18年度から集中改革プランをスタートさせました。それは平成22年度までの5年間計画でありますが、その成果はどうだったでしょうか、また平成23年度以降に備えた第2のプラン作りが必要と思いますが、その考えはあるのか、ご見解をうかがいます。

亀山市長】「集中改革プランの成果と第2のプランについて」でありますが、

本市では、平成19年2月に「石巻市集中改革プラン」を策定以降、市民の皆様の御理解のもと、様々な行財政改革を断行し、一定の成果を上げて参ったところであり、平成18年度から昨年度までの歳出削減につきましては、

31億7,271万円の実績効果額がございました。

しかし、地方自治体を取り巻く社会経済状況は依然として厳しいことから、限られた財源や資源を有効に活用し、市民の皆様に真に必要なサービスを確実に提供するために、身の丈に合った行財政運営を基本姿勢とした改革を、引き続き手を緩めることなく、進めていかなければなりません。

このようなことから、平成23年度以降に備えた「第2次集中改革プラン」の必要性については、十分認識しており、プランの策定にあたっては、行政のあらゆる分野にわたり、徹底した見直しを行い、施策・事業の選択と集中を進めて参ります

【今村議員】市民協働型の行財政運営へ向けた取り組みをどう考えているか、以下の項目について具体的にお伺いいたします。その一番目は、政権交代した民主党が行った「事業仕分け」でありますが、実は国としては昨年8月、自民党「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」、いわゆる河野太郎チームが文科省の事業について、一般公開の下に、構想日本の全面協力を得て実施したのが、始まりでした。しかし、地方自治体では新潟市や横浜市などでもっと早くから行われています。情報公開日本一を目指す石巻であるなら、予算編成の前段の事業となる「事業仕分け」をぜひ、市民公開の下で行っていただきたい。この際、平成22年度にも実施すべきと思いますが、いかがお考えか、お伺いをいたします。

【亀山市長】、「事業仕分けの実施について」でありますが、

議員から御提言のありました、「事業仕分け」とは、公開の場において、外部の視点も入れながら、それぞれの事業ごとに要否等を議論し、予算を見直すことができる有効な手段であることから、平成14年2月以降、全国44の自治体において実施されているところでございます。

本市においても、市民の視点から、事業の本質を評価することにより、事業の無駄、事業の背後にある制度改革及び職員の意識改革に繋がることが期待されます。

このため、実施自治体の情報収集に努めながら、事業仕分けの実施について、庁内において、協議を進めて参りたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

【今村議員】市民協働型の行財政運営の2番目として、「住民自治」を確立する中で、その実効性を高めていくことが大切であります。市長が掲げたマニフェストの取り組みで「地域自治システムの構築」がありますが、この際全員公募による市民委員会を設けるなどの考えはありませんか。お尋ねをいたします。

【企画部長】「全員公募による市民委員会を設ける考えについて」ですが、

市民と行政との協働による街づくりを進めるため、庁内に今年7月、「地域自治システムに関する研究会」を組織し、併せて作業部会を設置して検討しているところであります。  

今後の予定といたしましては、今年度中に、本市としての地域自治システムの素案を作成し、その後、市民で組織する「地域まちづくり委員会」や「行政委員会」、並びに町内会長や行政委員等の地域住民の代表者などと意見交換を行いながら、各地域の実状に合った自治システムを充実させ、本市の新しい「地域自治システム」を構築して参りたいと考えております。

議員ご提案の全員公募による市民委員会の設置につきましては、地域住民の代表者の皆様の他にも、広く地域住民の皆様との意見交換をし、反映させる場を設けていきたいと考えております。

【今村議員】市民協働型の行財政運営の3番目として、NPO団体の活動をどう認識し、パートナーシップを一層高めていくかも課題のひとつです。どうお考えですか。

【企画部長】

NPO団体は、多様化する市民のニーズに応えながら、地域づくり基金助成事業やその他助成事業を活用し、その多くがボランティアとして活躍されておりますことから、NPO団体は、「市民社会」を構築する重要な担い手であると認識しております。

本市においては、新庁舎内へ「協働社会創造スペース」を設け、多くのNPOや市民団体が活動する場、交流する場、市との協働を円滑に推進する場を提供することといたしており、庁舎内設置のメリットを活かして、協働のまちづくりの推進や、パートナーシップの一層の強化を図っていくとともに、NPO支援オフィスや地域づくり基金助成事業についても、事業を継続実施し、NPOへの支援や連携強化に努めて参ります。

【今村議員】無駄に税金を使わないために、私は第三者の外部監査導入を、そろそろ実施してもいいと考えますが、この点については、どうお考えですか。

 

【総務部長】「外部監査の導入について」ですが、

外部監査制度につきましては、従来の監査制度に加え、地方自治体に属さない公認会計士や弁護士などの一定の資格等を有する専門家が、地方自治体との外部監査契約に基づき、監査を行うことによって、監査の独立性及び専門性を強化することを目的としております。

平成21年4月現在、地方自治法に基づき、包括外部監査が義務付けられている都道府県、政令指定都市及び中核都市を除き、15の自治体が導入しておりますが、ここ数年、新たに導入した自治体は、1ないし2団体程度に止まっております。

本年6月、国の地方制度調査会では、財政面での過大な負担などにより、市町村においては導入が進んでいないという実態を踏まえ、外部監査の充実及び導入促進の観点から、

必要な改善を図るべきであるとの答申が取りまとめられたところであります。

このような状況ではありますが、市民の視点で行われる外部監査は、監査機能の充実や、事務事業の執行・管理に対する透明性及び信頼性の向上が図られ、市民との協働による行財政運営を目指すうえで有効な制度の一つでありますことから、国や他の自治体の状況を把握するとともに、コスト面や人材の確保などの課題も勘案しながら、今後とも調査・研究していく必要があるものと考えております。

【今村議員】私は行政課題と言うか、住みよい社会を築く課題を解決する上で、「お金がない」とばかり言っていては、とても前には進みません。なければないで創意工夫でお金を捻出し、可能であれば歳入拡大を図りたい。いざ鎌倉のときの蓄えも持ちながら、市民要望に応え、課題解決も図りたいものであります。しかし、それが無理なら、歳出抑制を余儀なくされるのは当然です。そこで、歳入拡大策と、歳出抑制策を具体的にお聞きしたいと思います。

まず、歳入拡大策として企業の誘致、地場産業の育成について、新しい施策はあるのか。将来的に固定資産税、法人や個人の市民税増の戦略として、何をどう考えているかお伺いいたします。

産業部長】「企業誘致と地場産業育成の新しい施策について」ですが、

企業誘致と地場産業の育成につきましては、産業を振興するための両輪であり、健全な行財政運営を図る上でも、重要な施策であると認識いたしております。

企業誘致につきましては、本年4月に、企業誘致条例の一部を改正し、新たなインセンティブとして「雇用奨励助成金」並びに「環境対策設備助成金」を設けており、また、企業誘致における豊富な経験と幅広い情報や人脈を有する方々を「企業誘致アドバイザー」として委嘱いたしまして、情報交換会や企業訪問など通じて、御協力をいただいているところであります。

地場産業の育成につきましては、造船業関連の技術を有する企業や、電子部品を扱う企業は、高い技術力を持っておりますことから、これらの企業群を対象に、自動車産業への参入に向けた取り組みを支援して参ります。また、本市の豊富な農水産物に対して新たな付加価値を創出し、ブランド化を目指す「農商工連携事業」にも積極的に取り組んでまいりますとともに、産学官が連携した新たな地場産業の育成も含めて、総体的に支援することにより、地域産業の振興と雇用の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

【今村議員】仙台市でさえも人口減少へという中で、石巻市の人口が減るのは当然と言えば当然かもしれませんが、指をくわえてじっとしているだけでいいとは思えません。減らさない努力が必要であります。人口減少は即ち生産人口の減少であり、雇用の衰退、あるいは納税者の減少を意味し、まちの元気を失う数値にもなっています。その歯止めをどうするのか。お尋ねをいたします。

【企画部長】「人口減の歯止めについて」でありますが、石巻市の人口は、平成17年9月末日時点で17万630人でしたが平成21年9月末日時点では16万4,433人と年間で約1,500人づつ減少しており、転入・転出に伴う社会動態で約1,000人、出生者と死亡者に伴う自然動態で約500人の減少となっております。

その特徴としまして、社会動態では、若年層の流出が高く、流出先は仙台市や東京圏域が多くなっており、進学や就職による市外への流出が原因として考えられます。

また、自然動態では、全国的な傾向でありますが仕事を持つ女性が増え経済力が向上したことや、独身生活の自由さを求めるなど価値観の多様化による晩婚化が進んだ結果、少子化傾向を生んだものと考えられます。

現在、2市1町の企画担当者で構成する石巻圏域定住自立圏構想研究会を立ち上げ、3つのまちが都市機能を補完し合い、より魅力ある地域を形成し、人口減少を食い止める手法について検討中であり、転入・転出理由のアンケート調査を実施しているところであります。

石巻市におきましては、海、山、川の恵まれた自然環境や漁港、港湾などの都市基盤、第1次産業から第3次産業までの産業基盤や石巻専修大学など他都市にはない様々な魅力的な素材があります。

そのポテンシャルを活用し、産業振興による雇用の場の創出や、少子化対策の強化により、石巻らしい住みやすい生活環境づくりを戦略的に実施することが人口減少対策として必要であると考えております。

 具体的には、企業誘致やIターン、Uターン施策などの直接的な人口誘引策、また、食の宝庫としての石巻ブランドの開発、石巻専修大学との連携による産業振興、子ども医療費助成の強化など若い世代が安心して暮らせる子育て支援策を推進したいと考えております。

【今村議員】税収アップでは、「ふるさと納税」も面白い財源で、石巻市の魅力が高まれば、郷里出身者からの申し出も伸びると思いますが、その現況と、今後の展開についてお伺いいたします。

【企画部長】「『ふるさと納税』の現状と今後の展開について」でありますが、

今議会に8月26日から10月末日までに納入された28件、161万5千円を補正予算案として御提案いたしております。

今年度の実績としましては、12月9日現在、申込件数は96件、申込金額は563万9千円、うち既に納入された金額は486万9千円となっております。

また、昨年度の実績としましては、10月からスタートし、3月までの半年間で申込件数は16件、寄附金額は295万円となっております。

「ふるさと納税」のPRにつきましては、市のホームページを通じて全国にお知らせしており、また、石巻地域の高等学校の同窓会や東京みやぎ石巻圏人会総会などの機会を通じて郷土出身者への御案内を行っております。

今後も市ホームページを通じて全国に情報を発信していくととともに、各種機会を通じて石巻出身者などへ御案内を行って参りたいと考えております。

【今村議員】合併してからの石巻市は、毎年100億円以上の借金払いをしています。100億円と言えば、20年数前に石巻専修大学を誘致した際の、いわば支度金。それを思うと、毎年大学を誘致できる額を借金払いに使っているのが、今の石巻市の財政状態であります。借金の残高を減らす意欲についてお尋ねをしたいと思います。

【総務部長】「借金の残高の減について」でありますが、市長から、「財政収支見通し」でも御説明申し上げましたが、今後、市税や地方交付税を中心に歳入総額は減少する見込みであり、扶助費、繰出金の増加もあり、歳出総額の大幅な削減は難しい状況であります。

こうした状況の中、公債費の支出に多額の一般財源を費やすことは財政の硬直化を招き、ひいては住民サービスの低下を招くことに繋がる恐れがあります。

地方財政制度の見直しも予想されますが、「財政収支見通し」におきましては、毎年度の地方債発行額を制限するとともに、地方交付税措置のある地方債の選択や対象事業の重点化を図ることとしており、これまで以上に地方債残高の削減に努めて参りたいと考えております。

 

【今村議員】先の全員協議会での資料によりますと、平成23年度以降には「人件費を含め経常経費の削減を進める」とありましたが、「もっと早くてもいいのでは」と言う意見もあります。その点はどうお考えですか。

 【総務部長】「経常経費の削減」についてでありますが、

職員定数の削減効果もあり人件費の減少は見込まれますが、思い切った行財政改革を進めないことには経常経費の削減を図ることはできないと考えております。

平成19年2月に策定しました「集中改革プラン」も平成22年度が最終年度でもありますことから、現在、次期「集中改革プラン」の策定手法についての検討を始めたところでもあります。

今後、取り入れられます施策につきましては、プランへの掲載時期に

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われずに先行して採用することも必要と考えられます。

議員ご提言のとおり、必要な施策につきましては積極的に前倒しも含め柔軟に対応していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 【今村議員】最後に、総合計画の中には、合併特例債活用で大型の事業が幾つか予定されていますが、市民会館や市役所跡地活用の複合施設関係事業は、ややトーンダウンしたという印象を受けます。それら事業が今後どうなるのか、

【企画部長】「市民会館や市役所跡地活用の複合施設について」でありますが、

 まず、市民会館につきましては、開館後、既に40年以上が経過し、建物の老朽化や設備の劣化が著しく、利用者の利便性や快適性の確保が困難な状況にあると認識しております。

 また、図書館や中央公民館についても同様に、建物が老朽化しているとともに手狭な部分があり、利用者ニーズに十分に対応できていない状況にありますことから、現市役所跡地に図書館と公民館の機能を有し、世代間交流が可能な複合施設である(仮称)地域交流センターの整備を検討しているところであります。

 しかしながら、両施設の整備には多額の費用を要することから、現下の厳しい財政状況を勘案した場合、施設内容や整備費用を慎重に検討する必要があります。

 このことから、来年度において両施設の機能の整合性を図りながら、施設内容や整備手法などを検討するための基礎調査を行い、その上で、整備時期を判断して参りたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

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12議会の一般質問です

 12月定例議会は3日に開会、21日まで開かれます。3,4日に本会議が開かれ、条例や予算の審議を行い、多くを常任委員会に付託しました。週明けの7日、朝一番で一般質問を提出してきました。順位は3番目でしたので、15日午後3時ころからの質問となります。

 今回のテーマは「『危機から脱出』する健全な行財政運営について」です。以下、次のよな項目について、質問することを通告してきました。

 【「『危機から脱出』する健全な行財政運営について」の質問の内容】 

a、平成20年度決算の「経常収支比率」(99.4%)や22年度から24年度までの向こう3か年での財源不足は29億7000万円に及び、24年度には財政調整基金が枯渇すると言う財政収支見通しを「危機」と認識しているが、当局はどう捉え、危機からの脱出を図ろうとしているのか。

 ・市民の理解と協力が必要だが、どう説明してきたか、具体的に

 ・財源不足の対応策では特定目的の基金等を一部取り崩すとあるが、具体的な説明  を。また投資的経費、物件費、補助費等を抑制とあるが、国の経済対策との絡みで、予算規模が膨らみ出した。どう整理し、無駄遣いをしない恒常的な体質に切り替えるかが大事と思うが、どうか。

 ・滞納整理や未集金の整理と真剣に取り組んでいるようだが、実績はどうか。より効果的な取り組みが求められているが、どうか

b,平成18年度からスタートの集中改革プランは22年度までの5年間までだが、その成果はどうか、23年度以降に備えた第2のプラン作りが必要と思うが、その考えはあるのか。

 c,市民協働型の行財政運営へ向けた取り組みをどう考えているか 

  ・「事業仕分け」は地方自治体でも行われている。情報公開日本一を目指すなら、22年度には実施すべきと思うが、どうか。

   ・マニフェストの取り組みで「「地域自治システムの構築」があるが、この際全員公募による市民委員会を設けるなどの考えはないか。

   ・NPO団体の活動をどう認識し、パートナーシップを一層高めるべきと思うがどうか。

   ・第三者の外部監査導入を、そろそろ実施してもいいと考えるが、どうか。

 d、歳入拡大と歳出抑制の具体策について

   ・企業の誘致、地場産業の育成について、新しい施策はあるのか。将来的に固定資産税、法人や個人の市民税増の戦略として、どう考えるか。

   ・人口減の歯止めをどうするのか。

   ・「ふるさと納税」の現況と、今後の展開は

   ・借金の残高を減らす意欲について

   ・23年度以降は「人件費を含め経常経費の削減を進め」とあるが、「もっと早くてもいいのでは」と言う意見もあるが、その点はどうか。

   ・総合計画の中で、合併特例債活用で大型の事業が幾つか予定されているが、市民会館や市役所跡地活用の複合施設関係は、ややトーンダウンの印象を受けるが、どうなのか。

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参りました。パソコンが故障です

 パソコンが故障したため、メールが使えません。ブログ書き込みもままにならないでいます。どうにもなりません。いろいろいじっていたら、書き込みできる画面が出てきましたので、試しに打ち込んで、保存しました。この後どうなるのか、分かりませんが、とりあえず、この辺で…。

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日露交流史研究者の皆さんを案内

5  まとめ書きの続きです。11月は、いろいろな方を案内しました。

【日露交流を研究しているロシア人ほかを案内】10月31日から仙台でシンポジウムを開いていた研究者のうち、青山学院大学国際政治経済学部のボダルコ・ピュートル准教授や横浜国立大学の長縄光男名誉教授ら14人が2日、石巻市を訪れましたが、一行を若宮丸供養碑がある山下の禅昌寺、日和山、中瀬の旧石巻ハリストス正教会、千石町のハリストス正教会などを案内しました。

 案内役は私だけでなく、若宮丸漂流民の会、千石船の会などの4人も入り、車に分乗しての案内でした。私の車にはロシア人国籍の3人の女性が乗りましたが、どなたも日本語がペラペラ。安心して、いろいろ説明できました。お昼は駅前おおもり屋の金華ランチ。石巻の味も堪能して、午後3時の電車で帰られました。

 案内人パート2は後日にし、写真を添付します。この中には、東京在住の私の息子も入っています。

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いつものようにお詫びして「まとめ書き」

  大変ご無沙汰です。いつも書き出しが同じようで恐縮です。そして例によって「まとめ書き」となりますことを、お許しいただきますーと、この表現も何度か使って参りました。幾つかの出来事に対して、コメントさせていただきます。

 【知事選で村井さん当選】

 私は村井知事が石巻入りした12日、約3時間村井候補の選車に同行し、一緒に食事もしました。また、19日に石巻市入りしたときは、稲井公民館での個人演説会で一分間スピーチをして参りました。だから、他の候補を圧倒した選挙結果には大満足です。

 【議会改革での議論】

 議会改革は、私も構成員である議会運営委員会を中心に調査研究を重ねてきました。その中で「議会基本条例」の制定に向けて動き出し、積み重ねてきた事柄を基に事務局がたたき台作成し、それを各会派が検討するという流れで、進んできています。現在は、たたき台に対する各会派の意見が集約され、27日の議会運営委員会での集約報告で、各会派の違いや共通点が浮き彫りになりました。私が所属のニュー石巻では、私が取りまとめ役となり、この一ヶ月のうち4回の会議を持って検討してきました。

会派内では、基本条例の意義、必要性などについてフリーな形で意見が交換されましたが、「議会改革についての徹底した議論がなされていない。任期中の条例化などの合意が形成されていないのではないか」。あるいは「市民が求めている議会改革と違った方向に進んでいないか。議員定数の話は一度も出ていないし、それを棚上げして体裁を繕うようにも映ることに対し、市民は納得しない」。さらに「議場内でのルール上の問題、議会活動以外の議員の行動、資質について議論は深まっていない。会議規則の洗い直しや、倫理規定の確立などの方が先ではないか」などの意見が目立っていました。

短、中、長期に分けた改革への取り組みはミクロな部分で評価されても、全体像を捕らえた議論になると、議運メンバーとそれ以外では考え方の乖離が見られました。それは決して後戻りや、改革への否定的な意見とは違います。議会改革の重要性を認識しながらも、十分な議論を求めていると受け止めています。

スケジュールに市民との関係でワークショップの開催(12)やパブリックコメントの実施(2)を考えているが、これまでが表面的に公開とは言え、ほとんど傍聴者もなく、また報道機関の取材もなく改革の話が進められてきただけに、市民への理解は難しいー。と言うよりは、お座なりの意見を聞く会、コメント募集になってしまわないかという危惧を抱く意見も出ました。

議会基本条例を最初に作った北海道栗山町議会は、何度か議会報告会を開く中で、必要に迫られて作ったといいます。栗山町議会の「報告会は議員の活動のステージ」と言う考え方は、自分に一票を入れた支持者たちを前にした集会とは異なり、支持者でない人の前で、議会の活動を報告するシステムを作れるかどうかがカギとなります。批判も叱咤激励も聞いて、その結果として議会基本条例の制定が望ましいとの意見は、まだ根強く残っていました。市民との関係の意見では、根底に、「改選前に決着を見ると言うスケジュールは拙速過ぎる。市民の意見を聞くと言うワークショップやコメントを行ったとしても、一気に成文化を急ぐことは避けるべき」との考えが、多くを占めました。

もっとも、条例先行型に対する危惧はあっても、条例化を否定はしていません。ニュー石巻としては改選後の新議員に委ねる算段を講じ、拙速を避けることを求めたいーと意見書に書きましたが、スケジュール通り会議に臨むための対応をきちんと積み重ねていく考えです。だから、臨時会があった11月5日も、夕方まで会派会議を行い、議会運営委員会での改革資料の精査に努めました。

議会基本条例は、条例ができて終わりではなく、むしろ、始まりといわれています。と言って、どこかの条例を真似て作って、後日手直ししてもいいと言うものではありません。なんでもそうですが、プロセスが大事です。一人ひとりの議員が改革が大切と言う認識、市民の声をどう反映するかを真剣に講じて制定すべきです。となると、スタートが肝心です。

きょうのところはこの辺で。また、後日書きます。

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週末の二日間のまとめ書き

 週末の2日間、こまめに動きました。とにかく行事が多く、自分の仕事(報告書の配布、新たな報告書の作成、議会改革等の会派会議での結果リポート作成など)や個人的な用向き(久しぶりに会う友との懇親会の案内、家族6人との食事会の準備など)は、なかなかできませんでした。それでも、間隙を縫って妻の買い物のアッシーとして少しばかり貢献しました。妻は、20日で37年間勤務した会社を去ります。

 それはそれとして、総花的に2日間の行動の報告です。17日は、大街道を歩いて議員活動報告書の配布を約2時間。早朝とは言え、庭の手入れをしたり、散歩する人たちは多いですね。見かけた人にはきちんとごあいさつを申し上げ、「議会報告ですので、見てください」とお願いし、手渡しています。9月の28日に地元の田道1、清水1を皮切りにスタートした「市内報告書配り」は、台風18号通過(108)の日以外、休みなしに続いています。

 10時過ぎに、住吉小学校へ。学習発表会の見学ですが、たまたま休憩中で、結果的に学校とPTAの関係者にあいさつをして帰ることになりました。大変、申し訳に気持ちでいます。住吉小から蛇田に向かい、「コスモス地域交流会」へ。多彩なイベントです。ステージにはいろいろな団体が出演し、バザーや物品販売もにぎやかに行われていました。

 午後からは、東松島へ。コミュニティセンターではいきいき学園の文化祭が開かれていました。現在は15期生。発足して間もないころ、招かれて講演をしたことがありました。以来、折に触れて活動を覗きに行っておりましたので、今回もお邪魔をしました。「寸劇・二十三夜の花嫁」やダンスなどを拝見し、まさにいきいきとした人生を送っていらしゃるなぁーと感じてきました。

 東松島から国道45号線から北上運河沿いに石巻へ戻り、中里のカフェーヌーンへ。そこでは、向陽町に住まいの瀧澤光江さんの「押絵展~古典美人画に魅せられて~」が開かれていました。美人に囲まれたような雰囲気の中でコーヒーをいただき、瀧澤さんたちと歓談してきました。

 夕方早く、通夜へ。ほんのわずかの弔問をお詫びし、個人的な業務の打ち合わせと用務を済ませて中瀬へ。岡田劇場で上映の「三国志」を観てきました。中国作品ですが、劉備玄徳の配下で五虎将軍の一人、趙雲(子龍)を描いたもので、三国志ファンにとっては満足の2時間でした。

 18日は、項目だけ列記します。「大漁祭り」(魚市場)、「ガス展」(湊の石巻ガス)「クラシックカーミーティングイン石巻」(中瀬)「清水町防災訓練」8清水町集会場前)「田道町文化祭」(村田屋旅館)「さをり展」(ナリサワギャラリー)「石巻山野草展」(ルネッサンス館)「山の手山野草展」(日和山会館)と巡ってきました。

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千葉勇作さんが二つの絵を寄贈

 先日(105)、かつて石巻市橋通りにあった「レストランたわらや」のご主人、千葉勇作さん(仙台市在住の日本画家)と一緒に石巻市役所の市長室に亀山紘市長を訪ねました。訪問の目的は「新市庁舎への絵の寄贈」と「支倉常長のドラマ化を一緒に推進しましょう」という呼びかけでした。

 千葉さんが寄贈する絵は「トレドの常長」と題する120(130㎝、横194)ほか。その絵は、古都トレドからいよいよあすはスペインへという常長の緊張した心情を描いた作品。何年か前にその絵を配した年賀状をいただいたことがありますが、その文面には次のように記されていました。

 「古都トレドはタホ川の対岸オルガス伯邸からの眺め。私は30年前亡妻とここを訪れました。マドリードで妻と食事したマイヨール広場脇の『ボティン』が思い出深い。ここの常連だったヘミングウェイの小説『陽はまた昇る』と同じメニューで食べました。ガスパチョ、鰻の稚魚、仔豚の丸焼き、ワインはリオハ・アルタ。美味が忘れられない」

 実は、絵の寄贈は「トレド…」だけだったのですが、市長との会話の中で徳田秋声の小説「縮図」に出てくる銀子をモチーフにした60号の絵(縦130㎝、横80cm)も話題になり、いただけることになりました。会話の途中で、私は市長に「おねだりした方がいいですよ」とアドバイスしました。すると、市長は即座に「いかがでしょうか、市長室にぜひ飾りたい」と願い出ました。千葉さんは快く応じ、二つの絵の寄贈が成り立ったわけです。

 千葉さんから8日、礼状が届きました。「帰ってから、あなたのパンフレットをお読みして、石巻を想う熱情がほとばしり出ていて、感動もし、あなたのような人がおられることで、ホッとしました。今度はあなたのパンフレットを持参して、仙台市長の奥山さんに会うつもりです(後略)」とありました。パンフレットとは、101日発行の「議員活動報告」(A3判、裏表=現在、配布中)ですが、私にとってはお褒めをいただいたほかに、仙台市長へもお渡し願えることは大変光栄なことで、ありがたいと思っています。

 千葉さんの絵の寄贈には「石巻市に元気になってほしい」と言う強いメッセージが隠されています。だからこそ、支倉常長の出帆400年となる4年後の2016年にNHK大河ドラマ化へという訴えをあちこちで、しています。私はこの夢の実現こそが「元気への発奮剤」と捉え、運動を支援していくことにしています。

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議員活動報告が出来上がりました

9月の大型連休中に手がけていた「今村正誼の議員活動報告」の10月発行分が出来上がりました。夜から印刷に入り、27日から配布を始めたいと思います。その中身は、先日ブログ上に掲載の一般質問を紙面化したものです。試しにカラーで刷ってみました。それが下です。でも実際は白黒印刷です。とりあえず、A3判で裏表10000部印刷しました。

さて、これからが大変です。折り方から配達まで、家内労働で経費をかけずに行います。ボランティアがほしいところですが、市議会議員程度では無理でしょう。大願成就のためにはコツコツやるしか手がないーと言うのも、悪くはないのです。苦ありて楽ありと考えるべきでしょう。

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石巻市議会の最終日には何かが起きる

 石巻市議会の9月定例会は25日、閉会しました。「最終日には何かが起きる」と言うのが、石巻市議会の定番で、今回も「入札及び契約に関する特別委員会の設置」でもめ、3時間半の空転となりました。

 事の顛末はこうです。8月の臨時議会で入札に絡む質疑がありました。そのとき「特別委員会設置」の動議が出て、その後に会派代表者会議を何度か開き対応を協議してきましたが、「特別委員会ではなく、総務企画常任委員会で対応」とする案と対立し、特別委3会派、総務企画委3会派と真っ二つに割れました。なのに、多数派は本会議での決着に及び、提案説明に対する質疑、討論、そして採決の結果17対16で設置が決まりました。

 私は、総務企画で十分調査、検討が可能であると言うことで、設置には反対の討論に立ちました。その要旨は次の通りです。

 

 会派代表者会議での話し合いでは3対3と真っ二つ。その構成メンバーで本会議に臨めば、中央突破は可能であっても、その賛否の差はわずかである。それをあえて断行する意図が分からない。例えば緊急性、あるいは事件性があるわけでもない。ただし、抱える課題については十分承知の上で、われわれは「特別委ではなく、常任委員会でも十分調査できる」と主張してきた。これまでも、青果市場の東松島市への移転決定で総務企画と産経の二つの常任委員会で所管事務調査として、またパワハラ問題においても総務企画常任委員会で調査したことは記録に新しいところである。

 石巻市は、国の「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」に基づき、ここ10数年入札制度の改正に取り組んでいる。(中略、合併後の4年間、あるいは最近数か月間での集中的な改革、今後の展開などを説明)

 石巻市議会では議会改革が議員共通のテーマで、先日その勉強会も開いた。議会基本条例のたたき台も出て、それをどうテーブルに上げていくか、その道筋も明らかでなく、中途半端に終わるのではないかと危惧されているのも事実。なぜなら、議会はまとまらない。常に割れているのでは改革は遅れるわけだというのが私の認識である。そのような状況の中で再び賛否が分かれる案件を持ち出し、中央突破をしようとする行為は解せない。対立構図を再び明確にして、肝心要の議会改革を葬る理由にするように思えてならない。よってこの案件には賛成はできない。

 そろそろホンの少々の多数派、先ほどの決算認定でも17対16と一票差の多数派による「多数であればなんでもできる」という愚行を改め、少数派にも耳を傾けての議会運営を行い、その向こうにある議会改革と言う大きな目標への果敢なチャレンジを試みることの大きさ、有意義さに目覚めるときである。賢明な議員諸氏の賛同を願い、反対の討論としたい。

 それにつけても、特別委員会設置に賛成の会派からの賛成討論はありませんでした。「なぜ、賛成なのか」明確にすべきです。私は、総務企画常任委員会では平成20年度決算認定に賛成の立場で討論を行い、自分の考えを明らかにしております。議会改革の中で「議員間での議論」も取り上げられています。討論に参加できないのでは、議員として恥ずかしいーと言わざるを得ません。

 なお、3時間半の空転は「委員のなり手がない」と私たちが抵抗したからです。「決まったことに従うべき」との声もありますが、いつも多数派による数の横暴に苦しめられてきたなかでの、ささやかな抵抗です。結果的に委員は9人から7人に減らし、調査検討をすることになりました。

抵抗した私たち3会派からは代表者が責任を取って委員になりましたが、賛成派には総務企画委員のメンバーから2人が入っていました。私たちの会派からも総務のメンバーが入ったらどうなるのでしょうか。「中身は総務企画」になりかねません。それだったら、特別委員会はいらないのです。

と言うことは、今の総務企画では「邪魔な人間がいる」と言うことになりはしまいかー。それは、今村なのか、それとも…。何となく、透けて見えてくるものがありました。

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17日の一般質問の内容です。質問30分、答弁25分でした。時間が足りず、尻切れトンボの観は否めませんでした。

【サンファン出帆400年に向けて】

今村正誼 私は今回、3つの質問テーマを定めましたが、その第一番目が「サンファン出帆400年に向けて」。渡波に復元のサンファン・バウティスタ号があるが、そのサンファン号は慶長18915日というから、洋暦では16131028日、大安吉日の満月の夜、わが石巻市の月浦を船出した。

乗組員は、藩主伊達政宗公の命を受けた支倉六右衛門常長をはじめとする総勢180人。その中には幕府の軍艦奉行・向井将監など要人、商人など日本人のほか、宣教師のルイス・ソテロ、イスパニア領フィリピン諸島艦隊の総督であるセバスチャン・ビスカイノとその配下の者たちなど異国人40人も乗り組んでいた。彼らの向かうところは太平洋のかなたのアメリカ大陸。そして、その向こうのヨーロッパ。常長の懐の奥にはイスパニア国王・フィリップ3世と、さらにローマ法王パウロ5世への親書が、大事にしまわれていた。

親書には「大国イスパニアと国交を持ちたい。ノビスパン(メキシコ)と日本は海路極めて近く、貿易の便宜をお願いしたい。自分(政宗)は事情があって改宗できないが、領民には勧めたい」と、したためられていたと言う。ただ、政宗の本音はどこにあったのかなど、その胸の内はなお謎。7年の歳月を経て帰国した常長だが、諸説いろいろながらキリスタン迫害の波に飲まれ、海外雄飛の功績も報われぬまま、寂しく世間から離れ、帰国2年後に病死。一緒に海を渡り、イスパニア国王との間を取り持った宣教師ソテロは、後に日本に密航するが捕らえられ、火あぶりの刑に。

支倉は時代の波に翻弄された悲劇の人でもあり、作家の遠藤周作氏の代表作のひとつにもなった「侍」でも、主人公・支倉常長の悲劇性は否めない。

しかし、ヨーロッパの大国が地球的規模で勢力の拡大にしのぎを削っていたと言う大航海時代に、二つの海を渡り、ヨーロッパとの外交に及んだ支倉らの行為は、日本国内でしか日本史を取らえて来れなかった歴史観を打ち破る壮大さを持つものーと言っても過言ではない。言い換えれば、世界史の波長の中で日本史を捉えられる稀な人物こそが支倉常長であり、稀な事件こそがサンファンに乗船しての慶長遣欧使節であったと、私は信じている。そういう点では、わが郷土・月浦から世界史に通じる出来事が、発せられたと言う事実に誇りを覚える。

さて、本題だが、4年後の2013年はサンファン・バウティスタ号が月浦を出帆して400年。復元船を持つ石巻市として、郷土を売り込む絶好の機会が到来した。そこで、支倉常長を主人公にしたNHK大河ドラマの実現に向けた取り組みができないかどうかー。

日曜日夜放送のNHK大河ドラマは、2010年の「龍馬伝」、2011年の「江(ごう)~姫たちの戦国~」まで決まっているが、その後は未定。宮城県知事や仙台市長、支倉ゆかりの川崎町や大郷町、さらに県内経済関係者、文化芸術関係団体などと共に、NHKに対しての運動を起こしてみてはどうか。経済効果抜群であることは誰の目にも明らか。市長は、石巻市独自のフィルム・コミッションを立ち上げて、情報発信したいと意欲的であり、その突破口としても「支倉常長のNHK大河ドラマ化」は効果的。ぜひ実現化に動くべきと考えるが、どうか。

また、サンフアン400年祭のイベントを企画し、来年からその取り組みをスタートすべきだが、どうか。その際、平成2年に行った石巻市を舞台に繰り広げた「東北学おこし」の再現を試みてはどうか。

石巻市民が歴史から学ぶべきテーマは豊富だ。サンファンと支倉常長の海外雄飛がまずひとつ。400年後という節目に、慶長遣欧使節の謎の解明と真実に迫るシンポジウム等の開催もあるし、川村孫兵衛の北上川改修が発端となっての江戸とを結ぶ東回り航路も、興味深いテーマのひとつ。江戸との交流や千石船物語、その中には若宮丸など千石船の度重なる遭難、そして若宮丸では結果的に乗組員の世界一周という世界史レベルの事件を生んでいる。新田次郎作のアラスカ物語に出てくるフランク安田や密航船・水安丸の及甚こと、及川甚三郎と広淵沼開拓など、明治期の国際性に富んだ先人たちの足跡も、学ぶべきテーマになる。当然ながら、今映画化が進んでいる人権派弁護士・布施辰治氏の歩みも含めて、「石巻学おこし」の題材は山ほどある。「学おこし」によって、大人から子どもたちまで心をひとつに郷土愛を育む取り組みをしてはどうか。

そうした400年祭関連事業では、サンファン建造時からその後の運営等まで、バックアップしていただいた日本財団の協力も欠かせない。オラレ否決後関係が好ましくないと伝わってきている。復元船サンファンの帆を張る展帆もここ2年見られないが、それも助成ストップの影響なのかどうか、早急に財団との関係を改善し、協力をお願いしていくことも大切と考えるが、いかがか。

亀山紘市長 出帆400年の2013年は、復元船が進水してから20年の節目であり、支倉常長を主人公としてNHK大河ドラマの制作は、歴史的な偉業に対する理解を深めると共に、わが石巻市と伊達の黒船を全国にPRできる夢のある企画だ。フィルムコミッションの立ち上げも含めて実現に向け、関係者と情報を共有しながら取り組んで参りたい。

また、記念事業では財団法人慶長遣欧使節船協会と本市が中心となり、県や仙台市を含め、今年度中に記念事業実行委員会を立ち上げる予定。プレイベント的な事業では本年10月から12月まで「支倉常長が辿った太陽の国」と題したメキシコ在住画家・鈴木美登里氏の絵画展示を行う特別展開催や、メキシコ在住演劇家・イレネ飯田氏の記念公演等が予定され、市としては記念事業を総合計画の実施計画に位置づけ、具現化していきたい。その折には、政宗のチャレンジ精神のシンボルでもあるサンファンのある町石巻の歴史や伝統を認識し、偉大な先人に学ぶ「石巻学おこし」として、市民が将来に活かせる文化の振興についても取り組んで参りたい。

また、サンファン館の事業運営と海洋文化の創造と海事施設の振興を図るものとして、日本財団からは過去に助成をいただいているが、この出帆400年記念事業の展開に向け、今後も支援協力をお願いしていきたい。

今村正誼 プレイベントなどで、開催日などが明確になっていると思うが、明らかにしていただきたい。

産業部長 鈴木美登里さんの絵画展は10月1日から12月21日まで、サンファン館で開く。鈴木氏は気仙沼市出身で、メキシコ宮城青葉会の副会長。30数点の展示がある。

亀山市長 プレイベントをしながら、2013年につなげていきたい。なお、先日の河北新報に石巻市出身の千葉勇作さんが「果敢な生涯 ドラマ化を」というタイトルで寄稿している。熱い応援であり、大河ドラマ化に向けて努めていきたい。

今村正誼 イレネ飯田さんは日系二世のメキシコ人。元宝ジェンヌで、石巻市出身の涼風真世さんとは同期。芸名は「幸風(さちかぜ)イレネ」と言ったようだが、多彩な人。世界を駆けての舞台演出家として活躍。全国数箇所の公演に石巻市ではサンファンの船上でのミュージカルとも聞いており大変興味深い。また、来年はメキシコとの交流400年だが、三浦按針の造った船で、難破したイスパニアの要人をメキシコに送り届けたと言う史実から400年。ちなみに、その翌年(1611年)にセバスチャン・ビスカイノがお礼を述べに日本に来ている。結果的に、ビスカイノの手でサンファンが造られ、慶長遣欧使節が実現するのだから、因縁浅からぬものがある。

市長の話に出てきた千葉勇作さんからこの夏、暑中見舞いはがきをいただいた。それが、これ(140%に拡大のはがきをパネルに)。カラーの印刷でいつも支倉常長のストーリー性のある自作の日本画を配したもので、読みごたえのある内容。そこにドラマ化の訴えがあった。宛名のところに、「村井知事とも会い、大賛成とのことでした」とも記されていたが、実は私も7月に知事室に15分程度お邪魔をして、知事に申し上げたら、「石巻市長と一緒に働きかけていきたい」と言うこと。市長は、この夏、知事と何度かあっていると思うが、この点についてお話したことはあるかどうか。また、今後についてはどうか。トップ同士で盛り上がっていただきたいのだが…。

亀山市長 まだ話してはいないが、今後は話題にしていくことになる。

今村正誼 これ(石巻日日新聞の記事パネル)は、東京に在住の岡田厚美さん寄稿記事だが、慶應義塾大学の三田文学会のなかにある「周作クラブ」のメンバーが平成15年5月に石巻市月浦を訪れたときの模様をまとめられたもの。周作クラブとは亡くなった作家の遠藤周作氏を慕って作られたグループで、その月浦ツアー43人の中には未亡人の順子さんも参加されていた。そして、小説の舞台になった月浦に大変感動したとのことだった。

岡田さんもまた、映画化、ドラマ化に奔走している一人だが、残念ながらまとまらないと言うこと。とはいえ、人脈総動員というか、NHK出身者には安住淳代議士もいる。ドラマ化の仕掛け作りでは、人脈をつなぎ合わせて情報を発信していくことも大事と思うが、どうか。

亀山市長 石巻市出身で支援してくれる人は多いと思うので、人脈を大事に連携を取っていきたい。

【河北美術展の巡回展復活について】

今村正誼 次に2番目の質問テーマ「河北美術展の石巻巡回展の復活について」だが、平成16年以前まで続いていた河北展の石巻巡回展が途切れてからもう5年。この間、八幡町の川辺りの散歩道にあるアトリエDaDaで、そこを経営の三浦頼子さんが、入選、入賞者の作家や絵の仲間に呼びかけて「河北展・石巻版」を開催してきたが、そろそろ石巻市主催に戻し、石巻市以外の優れた作品の展示も行ってはどうか。優れた絵を身近で見られるということでの効果は、石巻市の文化度を上げる、また絵画好きの各年代層への刺激になるなど、上げれば切りがない。巡回展復活に向けたアクションを起こしてはどうか。

教育部長 多大な経費がかかるので、困難。市美術展中心で開催したい。

今村正誼 答弁に失望した。3年前には「民間のエネルギーと協力して、道が開けないか、そこに光明を求めたい」とあったが、この間何をしてきたのか。

教育部長 今後、市美展実行委と協議、可能かどうか検討していく。

今村正誼 この問題はまたやりたい。いつの間にか名の通ったオーケストラによる生のクラシックが聴けない街になった観のある石巻市に、もうひとつ文化面で大きな穴が開くようで、やるせない。教育長、市長はどう考えるか。

教育長  ハイレベルな絵画展は大事。石巻出身関係の作品を市美展と一緒にやれるかなど、道筋を考えていきたい。

亀山市長 文化事業は大切な分野。市民、関係者などの意見を聞き、行政に反映できるよう努めたい。

【新庁舎へのシンボリックな造形物について】

今村正誼 最後に「新石巻市庁舎のシンボリックな造形物の配置について」伺う。予算縮小で贅沢を言わない新石巻市役所庁舎建設に向かってきたが、新しい庁舎内にはシンボリック(象徴的)な造形物があるのかどうか。予算がないなら譲り受けるなど考えられないか。例えば、2億5000万年前の地層から出てきた雄勝石、玄昌石だが、その石に雄勝小学校児童が、石絵作家の斎藤玄昌実さんと共同で描いた横3m、高さ2mの絵は、雄勝湾から黄金に輝く金華山を望んだ作品。

また、サンファン関係の日本画では石巻出身で仙台市に在住の千葉勇作さんの一連の「支倉とサンファン関連作品」も捨てがたいし、2年前の鯨フォーラムで会場となった河北のビッグバンのステージを飾った石巻出身のステンドグラス作家・小林未季さん主宰の未季会が共同で制作したザトウクジラのステンドグラス作品などもある。その辺の交渉も含め、どう考えているか。

総務部長 議員指摘の作品はよく承知している。新庁舎改修では市財政の負担を軽減するため、最小限の事業費になるよう計画したため、壁や廊下などの装飾は考えていなかったが、市庁舎には多くの人が訪れるため、本市にゆかりのある物などシンボリックな造形物を設置し、石巻市らしさを演出したいと考えている。今後作品所有者の意思確認や作品の大きさ、管理方法など検討していきたい。

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